2024.2.7一日一季語 花菜漬(はななづけ) 【春―生活―初春】
花菜漬箸は吉野の杉にして 吉田汀史
花菜漬は、京都に春を告げる
「京のブランド産品」
菜の花のほろ苦さを楽しむ
「お茶うけや茶漬けに好まれる」と歳時記に書いてある。
そんな京らしい旬の食材を、吉野杉のお箸で味わう。雅を感じる。
*2024.2.4 スーパーでの買い物
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【傍題季語】
菜の花漬(なのはなづけ)
【季語の説明】
開ききらない菜の花を摘んで塩漬にした漬物。その風味と色彩とが賞味される。京都名産の一つ。
【例句】
花菜漬きざみすぎたる悔すこし 能村登四郎
女性部と言ふ名の会議花菜漬 森本さやか
箸置に九谷を選び花菜漬 矢島久栄
蕾摘むときのためらひ花菜漬 山田正子
箸先に残る野の香や花菜漬 六車佳奈
【きょうの料理レシピ】
菜の花1/2ワ(100g)
・昆布 (5cm四方)1枚
・塩
・赤とうがらし1本
1
菜の花は塩1つまみを入れた熱湯でサッと(約10秒間)ゆで、冷水にとって水けを絞る。茎の堅いところを除き、食べやすい長さに切ってもう一度水けをギュッと絞る。
2
菜の花、昆布、塩小さじ1弱、赤とうがらしをジッパー付きの保存袋に入れ、おもし(水を入れた密封容器などでもよい)をのせて冷蔵庫で1~3日間漬ける。おもしを外してからはあまりもたないので、早めに食べきる。
2016/02/17 大原千鶴の野菜を味わう京ごはん
【JAグループ】
京都府の伏見桃山付近で栽培されてきた寒咲きナタネの蕾を収穫したものです。心地よい歯ごたえとほのかな苦みが、京の春を感じさせる逸品として珍重されています。浅漬けにした「菜の花漬け」としても親しまれています。和え物、おひたし、てんぷらなど幅広い用途で楽しめます。主な産地は長岡京市、井手町、亀岡市で、出回り時期は12月中旬から4月中旬です。
【今日は何の日】
瓜人忌
俳人・相生垣瓜人の1985(昭和60)年の忌日。
北方領土の日
1981年(昭和56年)に閣議決定されたが、その由来は、1855年(旧暦の安政元年12月21日)の今日、日露和親条約が締結され、北方四島が日本固有の領土として認められたことから。各地で北方領土返還のための運動が行われる。
フナの日
長野の日(オリンピックメモリアルデー) [長野県]
以下の図書、ホームページを参考、引用しています。
(合本俳句歳時記 第四版 角川学芸出版)
富山いづみ <admin@nnh.to>
(カラー図説 日本大歳時記 講談社)
(大人も読みたい こども歳時記 長谷川櫂監修)
( 季語と歳時記の会編著 小学館刊 )
(ウイキペディア)
(575筆まか勢)
(俳句のサロン)
(一般社団法人日本記念日協会)