2024.1.19一日一季語 冬の虹(ふゆのにじ) 【冬―天文―三冬】
指させばたちまち消ゆる冬の虹 黛 まどか
環天頂アークは逆さ虹とも呼ばれ、上空の薄雲が構成する氷の粒が太陽の光を屈折されることで見られる現象です。太陽の中心から上方46度前後の空の高い所に出現します。太陽高度が22度前後の時に最もはっきり現れるため、日の出の2時間後や日没の2時間前が見えやすい時間帯で、今の時期の関東は9時前後と15時前後です。
ウエザーニュース引用
虹、七色の虹には「夢・希望・幸運」などのイメージがある。数少ない幸運、チャンス、つかみ取りたい。
*ウエザーニュース引用
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【傍題季語】
しぐれ虹
【季語の説明】
単に虹といえば夏の季語。まれに見る冬の虹もまた美しい。冬の虹は時雨の空に出たり、荒波の暗い海から立ち上がったりする。
→ 虹(夏)
【例句】
野にひかるものみな墓群冬の虹 黒田杏子
冬の虹あなたを好きなひとが好き 池田澄子
冬虹は馬のまなこに掛かりけり 梅田津
嬌声やアルハンブラの冬の虹 仙田洋子
冬の虹皆打ち明ける五十肩 中原幸子
【虹蔵不見】
二十四節季・小雪の初候「虹蔵不見(にじかくれてみえず)」。立冬から15日、日の光は弱まって虹が見られなくなる、という意味。
虹を見る条件は、①太陽があること、②空気中にたくさん水滴があること、③太陽の反対側をみること、の3つ
冬には、この条件が厳しいのでなかなかみることができなう。
【今日は何の日】
明惠忌
鎌倉時代の僧で華厳宗中興の祖・明惠上人の1232(寛喜4)年の忌日。
空気清浄機の日
日本電機工業会が2006(平成18)年に制定。
「い(1)い(1)く(9)うき」の語呂合せ。
家庭消火器点検の日
全国消防機器販売業協会が1991(平成3)年に制定。
1と19で「119」となることから。11月9日が消防庁が定めた「119の日」であるため、1月19日を記念日とした。
のど自慢の日
1946(昭和21)年のこの日、NHKラジオで「のど自慢素人音楽会」が開始された。
日本放送協会(NHK)
ファミリーカラオケの日 9月第2土曜日
カラオケ文化の日 10月17日
以下の図書、ホームページを参考、引用しています。
(合本俳句歳時記 第四版 角川学芸出版)
富山いづみ <admin@nnh.to>
(カラー図説 日本大歳時記 講談社)
(大人も読みたい こども歳時記 長谷川櫂監修)
( 季語と歳時記の会編著 小学館刊 )
(ウイキペディア)
(575筆まか勢)
(俳句のサロン)
(一般社団法人日本記念日協会)