2022.7.13一日一季語 戻り梅雨(もどりづゆ) 【夏―天文―晩夏】
検査値に一喜一憂戻り梅雨 辰巳比呂史
会社の定期健康診断が年に一回ある。多くの方は、こうした会社で行う検査値を目にしたことがあると思う。定期健康診断で検査する項目は、労働安全衛生規則第44条で規定されているのだとか。GOT、GPT、γ-GTP検査(肝機能検査)・LDLコレステロール、HDLコレステロール、など、前年と比較しての一喜一憂でしょうか。戻り梅雨の季語に響きます。
Copyright (C) 2022 日本気象協会 All Rights Reserved. より引用
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【傍題季語】
返り梅雨(かへりつゆ)
【季語の説明】
梅雨の傍題季語。梅雨明をした後に、再び梅雨のような天候となる、雨続きの天候。
【例句】
喝采の駅は明治へ戻り梅雨 鈴風仁
病状の一進一退もどり梅雨 山本怜子
葦は丈揃へてゐたり戻り梅雨 葦原葭切
銀鼠の沼沈みゆく戻り梅雨 荒木甫
もどり梅雨布食ふ朝のファスナー 山本久江
【西から「戻り梅雨」に 猛暑一休み、7月上旬】
東日本から西日本の広い範囲で続く異例の猛暑は7月上旬にいったん、平年並みの気温に和らぐとみられる。気象庁によると、列島を覆う高気圧の張り出しが弱まり、南から湿った風が流れ込むことによって雲ができやすくなるためで、西から次第に雨や曇り空が広がり「戻り梅雨」の状態になるとみられる。
産経ニュース 2022/6/30 19:36 引用
2022年7月は戻り梅雨!史上最短の梅雨
気象庁は関東甲信と東海、九州南部の梅雨明けを発表。速報値ではありますが、いずれの地域も過去最も短い梅雨で、東海は2週間にも満たない短さです。ただ7月は戻り梅雨となる可能性があるそうです。
【季語の語源など】
【今日は何の日】
盆迎え火
盆の初日。
夕方に祖先の精霊を迎える為に、芋殻、麻幹などをを門口で燃やして、煙を焚く。
月遅れの8月13日や旧暦7月13日に行う地方もある。
生命尊重の日
医師・法律家・教育者・主婦等で構成される実行委員会が1984年から実施。
1948年のこの日、「優生保護法」(現在の「母体保護法」)が公布された。
もつ焼の日
社団法人日本畜産副産物協会が2011年に制定。
「な(7)い(1)ぞう(3)」(内臓)の語呂合せ。
日本標準時制定記念日
1886年のこの日、勅令「本初子午線経度計算方及標準時ノ件」が公布され、1889年1月1日から東経135度の時刻を日本の標準時とすることが定められた。
オカルト記念日
1974年のこの日、映画『エクソシスト』が日本で初公開され、オカルトブームの火附け役となった。
ナイスの日
七(な)一(い)3(スリー)で「ナイス」の語呂合せ。
ナイスなこと、素敵なことを見附ける日。
以下の図書、ホームページを参考、引用しています。
(合本俳句歳時記 第四版 角川学芸出版)
富山いづみ <admin@nnh.to>
(カラー図説 日本大歳時記 講談社)
(大人も読みたい こども歳時記 長谷川櫂監修)
( 季語と歳時記の会編著 小学館刊 )
(ウイキペディア)
(575筆まか勢)
(俳句のサロン)
(一般社団法人日本記念日協会)