2021.7.21一日一季語 向日葵(ひまわり《ひまはり》) 【夏―植物―晩夏】
驕り咲く向日葵斬つてしまひけり 仙田洋子
これ見よがしに咲いている、大輪の向日葵だったのでしょうか。同級生、会社などの実生活の世界にもこんな人いますね。目立たぬように、波風立てずに定年を無事に迎えた私には、斬られなくてよかったと胸をなで下ろす思いです。
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2021.7.20 青梅市にて
【傍題季語】
日車(ひぐるま) 日輪草(にちりんそう《にちりんさう》) 天蓋花(てんがいばな)天竺葵(てんじくあおい)
【季語の説明】
向日葵は、北アメリカが原産のキク科の一年草です。
花びらの部分はその1枚1枚が独立した花(舌状花)でおしべはありません。また黒っぽい中心部分もひとつひとつが花(筒状花)で、こちらはおしべとめしべの両方を持つため、タネが出来ます。学名のヘリアンサスは「太陽の花」という意味で、漢字で書くと「向日葵」となります。
【例句】
(女流某夫人を)
向日葵のうしろの恋と知らるべし 石原八束
向日葵に眼比べを挑まれし 相生垣瓜人
一面に咲き向日葵は個々の花 片山由美子
向日葵直射しヘッドライト消ゆ 今井聖
整列の向日葵まはれ右しさう 芹澤由美
【季語の語源など】
ひまわり(向日葵)は、太陽が移動することによってひまわりも花の向きが変わるということから、「日廻り(ひまわり)」と呼ばれていました。学名「Helianthus」には「太陽の花」という意味があります。
「向日葵」は、ひまわりの花に向日性があることからつけられた「向日」に、「太陽に向かって生長する植物」という意味のある「葵」がつき、「向日葵」とかいて「ひまわり」と呼ばれるようになりました。
【今日は何の日】
日本三景の日
江戸時代の儒学者、林春斎が「日本国事跡考」で絶賛した三つの景観「松島」「天橋立」「宮島」を日本三景と呼ぶ。いずれも海に面していて、海とともに松の深い緑の景観が美しい。この日本三景をさらに広くPRするために日本三景観光連絡協議会が制定。日付は青い海と深い緑が際立つ夏の時期でもある林春斎の誕生日から。
以下の図書、ホームページを参考、引用しています。
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(合本俳句歳時記 第四版 角川学芸出版)
富山いづみ <admin@nnh.to>
(カラー図説 日本大歳時記 講談社)
(大人も読みたい こども歳時記 長谷川櫂監修)
( 季語と歳時記の会編著 小学館刊 )
(ウイキペディア)
(575筆まか勢)
(俳句のサロン)
(一般社団法人日本記念日協会)


