2019.11.22

一日一季語 小雪(しょうせつ《せうせつ》)  【冬―時候―初冬】

 

 

小雪のいただき以下を略す富士       細川洋子

 

 

細川洋子さんとは、沖、初学の頃に知り合った。

女医さんと言うこともあり、密かに憧れていた方です。

句の、小雪のいただきとは、初冠雪の富士の姿でしょうね。

 

 

 

【季語の説明】

二十四節気の一つで、新暦十一月二十二日ごろにあたる。

2019年の小雪は、1122()です。

なお小雪の日付は、毎年 1122日頃となります。

 

 

 

【例句】

小雪の箸ひとひらの千枚漬    長谷川かな女

小雪の朱を極めたる実南天    富安風生

小雪やいよいよ白き竹の節    安部紀与子

小雪や月の夜干しの白野菜    細木芒角星

小雪や実の紅の葉におよび    鷹羽狩行

 

 

 

【小雪】

二十四節気の小雪は、「雪が降りはじめるころ」のことをいいます。

 

なお、『こよみ便覧』には「冷ゆるが故に雨も雪と也てくだるが故也」と記載されています。

『こよみ便覧』とは、太玄斎(たいげんさい)こと、常陸宍戸藩の第5代藩主・松平頼救(まつだいら よりすけ)の著した暦についての解説書で、天明七年(1787)に出版されたものです。

二十四節気は、期間を表すものとして使われることもあります。その場合は、次の節気の前日までの期間を表わします。

 

つまり、11/22 12/6 の期間を「小雪」ということもあります。

 

なお、ちょうどこの頃に使う言葉に「小春日和(こはるびより)」があります。

 

これは、旧暦の 10月を小春と呼ぶことに由来する言葉で、春先に使うのは誤りということになります。

 

 

【小雪】

小雪(こゆき、19761218 - )は、日本の女優。本名、松山 小雪(まつやま こゆき)。旧姓、加藤(かとう)。

 

本名の由来は、「出生時、座間市に小雪が降っていた」「親が尊敬していた方の名前から頂いた」「生まれたとき雪のように肌が白かった」と幾つかあるよう(すべて本人談)。

 

神奈川県座間市出身。父は山形県新庄市出身。スノー所属(エイベックスがスノーと専属契約することでマネジメント業務を実施、フラームと共同プロデュース)。夫は俳優の松山ケンイチ。姉は歌手の弥生。趣味:アロマテラピー、読書、テニス。

 

20114月上旬、俳優・松山ケンイチと結婚

 

ALWAYS 三丁目の夕日 シリーズ(山崎貴 監督) - 石崎ヒロミ 役

 

    ALWAYS 三丁目の夕日(2005年)

    ALWAYS 続・三丁目の夕日(2007年)

    ALWAYS 三丁目の夕日'642012年)

私は、この映画でこの女優さんを好きになりました。

 

 

 

今日は何の日

小雪

二十四節気のひとつ。この頃から寒くなり雨が雪へと変わることがあるので「小雪」。気温が下がり初雪が舞い始める。

 

 

近松忌,巣林忌

浄瑠璃・歌舞伎狂言作家・近松門左衞門の1724(享保9)年の忌日。

 

 

大工さんの日

日本建築大工技能士会が1999(平成11)年に制定。

 

 

いい夫婦の日

余暇開発センター(現在の日本生産性本部余暇創研)1988(昭和63)年に制定。

「いい(11)ふうふ(22)」の語呂合せと、11月の「ゆとり創造月間」の期間中であることから。

 

 

大人の日

ボタンの日

ラブラブサンドの日

デルちゃん誕生の日

禁煙の日

ペットたちに「感謝」する日

大工さんの日

回転寿司記念日

長野県りんごの日

 

 

 

主な出来事

1620

    清教徒らのメイフラワー号がアメリカ東海岸のプリマスに到着(ユリウス暦11/11)

1907

    東京・本郷座で『ハムレット』が日本初演

1928

    モーリス・ラヴェルの『ボレロ』がパリで初演。

1950

    1回プロ野球日本選手権(日本シリーズ)が神宮球場で開催

1963

    J.F.ケネディ米大統領がテキサス州ダラスで暗殺。

1990

    サッチャー英首相が辞任。在任11年半

1997

    ハワイ出身の力士・小錦が引退

 

 

 

誕生日

1890

    シャルル・ド・ゴール (:大統領(第五共和政初代))

1904

    丹羽文雄 (小説家『親鸞』『蓮如』)

1923

    岸朝子 (料理記者)

1943

    尾藤イサオ (歌手,俳優)

1946

    倍賞美津子 (女優,倍賞千恵子の妹)

1962

    柊あおい (漫画家『耳をすませば』)

 

 

 

以下の図書、ホームページを参考、引用しています。

(合本俳句歳時記  第四版  角川学芸出版)

富山いづみ <admin@nnh.to>

(カラー図説  日本大歳時記  講談社)

(大人も読みたい こども歳時記 長谷川櫂監修)

( 季語と歳時記の会編著 小学館刊 )

(ウイキペディア)

575筆まか勢)

(俳句のサロン)

    (一般社団法人日本記念日協会)