パーマとセットとの違いを考査してパーマを考える | パーマ大好き元美容師のブログです

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           すべての日本女性を美しくしたい・・・特に髪が細くボリュームの出ないシニア女性に
ボリュームの出る、手入れが楽、セットが楽な
パーマをかけるお手伝いをしたい・・・
と日々 研究開発をしている元美容師です

○セット

 

髪に水分を与える(濡らす)と毛髪

タンパク質線維の水素結合が切断

されます

 

すると、毛髪は硬い構造から柔らかい

構造に変化して、直毛の状態の髪に

カールを付けやすくします

 

実際にセットする時は、髪を濡らすか

セットローションを髪に塗布して

カラーを巻いたりブローをしてセット

をする訳ですが、セットした状態を

ドライヤーもしくわ自然乾燥で乾かす

と、水で切断していた水素結合が

再結合して、一時的なカールにセット

されます

 

 

○パーマ

 

髪のケラチンタンパク質線維はコラー

ゲン繊維やシルクの繊維と違って

シスチンというアミノ酸が15 %前後

含まれているのが特長です

 

髪のケラチン繊維はアミノ酸のシス

チンがパーマ1剤の還元剤以外では

切断されないということです

 

水素結合は水で濡らすと切れて、乾か

すと再結合する

 

だからセットの効果は、髪が水に濡れ

るまでですが、シスチン結合はパーマ

1剤を付けなければ切れないので

パーマが完璧にかかっていれば、次に

パーマをかけるまでパーマは取れない

のです

 

しかし、パーマは還元剤・アルカリ・

オーバータイム・酸化不足で髪は必ず

傷みます