パーマの1剤は毛髪のSS結合を
切断して、ロッド巻きのカールを
記憶して、パーマ2剤の酸化剤で
記憶したカールを固定してパーマ
ネント(永続的な)カールを付けます
パーマ1剤の還元タイム(1剤の作用
時間)は毛質によって異なります
染毛でダメージ毛は1分前後
それ以上時間を放置するとオーバー
タイムで髪はバサバサになってしまい
ます
ケースによってはダメージ毛は溶けて
しまいます
それとは対照的に硬毛で健康毛は
20分前後放置しないとSS結合は
切断しないのでパーマはかかりません
パーマは毛髪によってSS結合を
切断する時間が異なります
毛髪診断をして、1剤の作用時間を
把握して、そのタイムで1剤のテスト
をする事が、髪を傷めないパーマに
とってはとても重要な事です
そして、2剤の放置タイムも
臭素酸ナトリウムの2剤では30分
以上放置して、完全酸化のテストを
してからロッドを外すと、毛髪の
ダメージは少なくボリュームの出た
パーマがかけられます
ただし、過酸化水素は濃度によって
完全酸化のタイムが異なりますが
私は低濃度の過酸化水素で20分放置
してから、完全酸化のテストをして
います