P(パラ)-フェニレンジアミンの酸化重合とヘアカラーのかぶれ | パーマ大好き元美容師のブログです

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と日々 研究開発をしている元美容師です

ヘアカラーの色素はP-フェニレンジ

アミンやトルエン−2,5ージアミンや

P-アミノフェノールなどの無色の

染料中間体です

 

ヘアカラーは染める直前に染料中間体

・油成分・界面活性剤などの1剤と

過酸化水素からなる2剤をミックス

して毛髪に塗布します

 

 

ヘアカラーは無色の染料中間体が

過酸化水素によって下記の様に

重合して発色します

 

 

 バンドロスキーベース(暗褐色)

 

ヘアカラーの染料中間体のP-フェニ

レンジアミンはかぶれ成分の中では

最強のアレルゲンですが、赤線で

囲まれているP-フェニレンジアミン

が酸化してバンドロスキーベースに

重合して暗褐色に発色した時には

アレルギーには無害になりますが

最終的に赤線に囲まれたP-フェニ

レンジアミンが残留して、毛髪に

残留したP-フェニレンジアミンが

カットの時、美容師さんの指を

かぶれさせます