ヘアカラーのアレルギー物質のP-フェニレンジアミンの構造とかぶれ | パーマ大好き元美容師のブログです

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           すべての日本女性を美しくしたい・・・特に髪が細くボリュームの出ないシニア女性に
ボリュームの出る、手入れが楽、セットが楽な
パーマをかけるお手伝いをしたい・・・
と日々 研究開発をしている元美容師です

永久染の染毛剤のヘアカラー

(ヘアダイ)は染料中間体のパラ成分、

主にパラフェニレンジアミンは

下記の様にベンゼン環の1位と4位に

アミノ基(NH2)が付いているので

かぶれます

 

P-フェニレンジアミンが酸化重合

して最終的にバンドロスキー塩に

重合して暗褐色に発色した時には

アレルギーには無害になりますが

発色していないP-フェニレンジ

アミンが毛髪に残留していると

下記の様に美容師さんの指がかぶれ

ます

 

 

〈美容師さんがカット中、毛束を

 支えている人差指と中指がかぶれ

 ます〉

 

ヘアダイで染めているお客様の髪には

P-フェニレンジアミンが残留して

います

 

ヘアダイで染めているお客様をカット

している時、毛束を支える手は水で

ふやけています

 

ふやけている指に毛髪に残留している

P-フェニレンジアミンが浸み込んで

B細胞の表面にP-フェニレンジアミン

の抗体と結合してかぶれを発症します

 

 

〈指をカブレた美容師さんは、

 ヘアダイで染めているお客様を

 カットすると、カットする度に

 かぶれの症状は酷くなります〉

 

ヘアダイで指がかぶれている

美容師さんが、ヘアダイで染めている

お客様をカットすると、カットを

する度に手のかぶれが深刻になります

 

ゴム手袋で手をガードしてカットを

すればいいのですが、手袋をすると

カットが出来ないので、ホームカラー

をしているお客様はシュミエルカラー

に切り代えるように、カウンセリング

をして下さい

 

 

シュミエルカラー

(業務用のかぶれないカラー)