パールの光沢でドロッとしているシャンプーはダメシャンプーです | パーマ大好き元美容師のブログです

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と日々 研究開発をしている元美容師です

 パール系のシャンプーを作る時、まずシャンプーをドロッとさせる事、次にシャンプーに白い色を付ける事、次にパール化剤を入れてパールの光沢を出すことで高級感のあるシャンプーを作ることが出来ます。

 

 ところが、頭皮に優しいアレルギーに安心で安全なアミノ酸系の洗浄成分だけでシャンプーを作ると、水っぽいシャンプーになってドロッとはしません。ドロッとしないとパール化はしませんから、本当に良質のシャンプーは透明で水っぽいシャンプーなのです。

 

 それでは具体的にドロッとしたシャンプーを作ることを考えてシャンプーの処方を紹介します。

 

 水

 ラウリル硫酸Na もしくは ラウレス硫酸Na

               …水の中にラウリル・ラウレス硫酸Naを入れ、

 コカミドプロピルベタイン…コカミドプロピルベタインで

                  刺激をマスキングして

 コカミドDEA…コカミドDEAを入れるとドロッとします

 セタノール…高級アルコールのセタノールを入れると白く濁ります

 ジステアリン酸グリコール…パール化剤のジステアリン酸グリコール

                  を入れると白くパール化します

 

 そして、ジメチコンや油成分を入れるとツルツルとした感触のシャンプーになり、最後に金属封鎖剤のEDTA-4Naや防腐剤と香料を入れれば売れるシャンプーの出来上がりです。