EasyPortfolio Type01をもっと良く知ってもらうための解説 ~その1 | EA開発者まさのぶのLet's enjoy EA!

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こんばんは。
まさのぶです。


本日より、何回かに分けて、先日販売を開始しましたポートフォリオ型EA 『EasyPortfolio Type01』の詳細を見ていきたいと思います。


第1回目の本日は、販売後最も問い合わせの多い『セットアップ方法』についてです。




◆チャートへのセットアップ方法


EasyPortfolio Type01は、11のロジックを内包したEAです。

そのため、1つのEAで複数の通貨・時間足を用います。

通常のEAであれば、対応する通貨ペア・時間足の組み合わせごとにチャートを用意する必要があります。

例えば、対象となる通貨ペア・時間足がUSD/JPY(5分足)とEUR/JPY(1時間足)だった場合には、

  USD/JPYの5分足のチャート
  EUR/JPYの1時間足のチャート

の2つを準備し、それぞれにEAをセットする必要があるわけです。


しかし、EasyPortfolio Type01は違います。

EasyPortfolio Type01は、EA内でロジックごとに使用する通貨ペアと時間足を固定しています。

つまり、例えば、USD/JPYの5分足のチャートにEasyPortfolio Type01をセットすれば、他の通貨ペア・時間足の稼働も始まるわけです

それぞれの通貨ペア・チャートにセットしなくてもよいので、セットアップの手間が省けるのはもちろん、チャートを複数立ち上げる必要もないので、PCへの負荷的にもメモリ節約になるかと思います。


ただ、私がいくつかのMT4で試したところ、気配値が表示されていない通貨ペアに関しては発注時にエラーとなる場合もありました。

ですので、念の為、EasyPortfolio Type01で使用する通貨ペア(AUD/USD、EUR/JPY、EUR/USD、GBP/USD、USD/JPY)の気配値表示は忘れずにお願いします。





◆各ロジックの稼働の有無


EasyPortfolio Type01は、11個のロジックを内包しており、かつ各ロジックのOn/Offが可能となっています。

そこで、少しEAに長けている方であれば、バックテスト等を元に、各ロジックの最適な組み合わせを調査し、On/Off設定をカスタマイズされる方もおられるのではないかと思います。


ただ、開発者である私の思いとしては、当EAはデフォルト設定のまま使用いただきたいと思っています。


ですので、基本的には11個のロジックのうち、最後のEA11のトラリピ系EA以外は稼働はONとなります。

そして、ロット数に関してもデフォルト値は資金量100万円を想定したものとなっていますので、ご自身の資金量に合わせて初期設定と比率を変えずに変更をしていただきたいと思っています。

もちろん、ポジション数もいじらいないということです。


理由は、簡単です。

11個のロジックを内包しているが故、各ロジックを完全に把握している人間でないと、そのあたりの調整が難しいためです。

ロジックの完全な把握なしに各設定値をいじってしまうと、全体のバランスを崩してしまい、私が想定しているトレードにはならないためです。

この点は、通常のEAとは異なるポートフォリオEAならではの注意点ですので、お気を付けください。



ロジックの稼働といえば、デフォルトでOffとなっているEA11のトラリピ系ロジックをどのタイミングでOnにするかですが、買いのみのロジックで初回の買いポジションから買い下がっていくナンピンとなるため、ある程度押し目的な相場状況の時にOnとするのが良いかと思います。



EasyPortfolio Type01をより良く知ってもらうための第1回目は、EAのセットアップに関して説明させていただきました。





次回以降は、通貨ペアごとに、バックテストを見ていきたいと思います。