「人間は生き、人間は堕ちる。そのこと以外の中に人間を救う便利な近道はない」

戦前、戦後の作家・坂口安吾の堕落論からの一文。
おはようございます、
鈴木雅也です。

年賀状のことを書いてましたら、坂口安吾の著書の中に「生活の中に必要ないものは廃れるべき」的な内容があったのを思い出したので、その関連で初めに堕落論の一文を書かせて頂きました。

私の趣味が読書になったのは、役者にとって何が重要か、というのことを考えて、本を読むことと思ったからです。

手始めに読んだのはシェイクスピア作品、ハムレット。その次に読んだのが堕落論でした。

そこに書かれていることは、何と言いますか、人間とは何なのかということです。これは一度読んでみることをオススメします。インターネットで検索を掛ければ出てくると思います。本で読むのが一番なのは言うまでもありませんが(笑)

初めて読んだ私にとってこの内容は衝撃的でした。少ない頁数ですが、それだけで一つの作品が出来上がっていて、内容も素晴らしい。必読と私は言いますよ(笑)

こういった身になる書物があるのは素敵なことです。もっとこういうものを読んでいきたいです。