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精神障害者のブログ

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  8月1日(金)


  朝3時に起きて、以前から、


デイケアのTさんが、誘ってくれていた、


「宝福寺の暁天座禅」と言うのに


参加させてもらって来た。



  受付は朝の4時30分から、初めての


人には、説明があって、500円で、


参加出来、5時から座禅が始まった。



  初めは、本堂で、般若心経から始まり、


大きな庭の前で、座禅をした。時間は、


約1時間だった。



  警策で肩を叩いてもらうには、


合掌しなくてはならず、それが


近づくのがいつか、全く


わからなかった。



  座禅を組んでいる間、


セミの声、鳥の声、電車の音、


そして、カエルの声が聞こえた。


 だけど、なかなか集中できずにいた。



  その内、警策を持った、坊さんが、


前の石畳を、ユックリ、ユックリ、


こちらの方にやって来て、


自分の前を通ろうとした時に、


スカサズ!手を合掌すると、


持っていた警策で、僕の肩を「バチーン!」、


 「アイタ~ッ!」、(本気で叩いたなー!)


と言う具合だった。



  その後、和尚さんの講話が1時間程あり、


眠たげなマナコで1時間ほど聞いた。



  その後、Tさんと、朝食を食べた後、


家の近くまで送ってもらい、家に帰って


色々用事をした。Tさんも、今年の警策は、


痛くて、叩く力も、本気だったねと言っていた。



  8月2日(土)


  作業所の作業は、しんどくなり、途中で抜け、


夕方までの時間をゆっくり過ごした。



  その日は、前からしようと思っていたこと、


それは、M小学校の2回で行われている、


卓球の練習に参加させてもらうと言う事だった。


 前から約束をしていたMさんと、出掛け、


本当にやっているか半信半疑のまま、


体育館の2階に集まっている人達を見つけ、


声を掛け、仲間に何とか入れてもらい、


参加させてもらったのだが、一般の人達は、


本当に恐ろしく上手かった。



  そして、代表の人の連絡先を聞いて、


よし!参加して上手くなるぞと、


自分の予定に組み入れた。



  8月4日(月)


  作業所・・・朝から晩まで、何とか出来た!


 ヤッター!



  そして僕は、一つの決断をする、


 それは、作業所と、卓球を組み入れて、


新しい生活を始めよう、と言う事だ。



  最近段々、そんな風に気持ちが成って


いっているから、ちょっとしんどいかも


知れないけど、自分なりのステップアップを


しようと思う。



  また、ブログも、時間を見つけて書いて


いこうと思うので、また皆さん、


よろしければ、読んで見てくださいね!

  今日は友人が朝電話をしてきてくれて、


準備をして、作業所に行った。



  半日だったけど、なかなか時間が


経たないまま、ライター台紙を作って、


時々、気持ちが滅入りそうになる中、


少し、不穏時の頓服を飲んで、


最後に少し休憩を多くもらって、


作業に戻った時、友達からの励ましの


メールをもらって、気分一新、最後の


30分間は集中して作業をした。



  今日は、担当してくれている、


スタッフの、Hさんが、昼食後、


今月の振り返りをしてくれて、


やっぱり、まだ課題がある中、


来月の課題を決めて、


作業所を後にした。



  それからタバコを買いに行って、


暑い中、涼むところはないかと、


美観地区の、観光案内所に自転車で


行った。


 中で缶コーヒーを買い、煙草も吸い、


しばらく涼んだ後、商店街を抜けて、


アパートに帰った。



  アパートに帰り、中途半端な


時間だったので


寝ようかなと思ったけど、


友人から、電話をもらって、その後


用事のある8時ごろまで、大体、


起きておこうと思った。



  自分のしようと思った、ギターの練習や、


シャワーに入ったり、色んな用事をする中、


少しは眠ったが、後は、充実した時間を


過ごすことが出来たと思う。



  結局、夜9時半ごろまで待ってみたが、


送られてくるハズのものが、送られて


来なかったので、ブログも終わりにしようと思う。



  今日は、マッタリした一日だったので、


 「良かった」と思う。



  何気ない一日だった。


  僕が、生きる時に、とても生き辛かったのは、


自分の目線が、他人と同じように高かったの


かも知れないと、思い直した。



  人間が出来る事は、素晴らしくレベルが高い、


やろうと思った事は何でも出来る、


そんな風に思っていたのかも知れない。


 そこまで考えるのは極端かも知れないが、


少なくとも、今の自分で居続ける事は、


決して良くないし、「変わる」と言う事が、


当り前のように感じていたのかも知れない。



  今日、一週間に二回の休日の内の一回目の


金曜日だった。


 最近、昼夜逆転していて、朝の3時ぐらいに


寝付いたのだが、起きたのは朝9時30分頃、


そして、眠気の後にまた寝て、


買い物に行こうとしていた夕方の14時頃、


やっとチャンと起きて、買い物にスーパーに行った。



  この暑さの中、何も出来ない自分に気付いた。


そしてそれと同様に、夕方まで、眠ってしまった


し、同様の友人もいた。



  この事から、人間にはバイオリズムがあって、


この暑さで、熱中症で倒れる人もいたり、


それを介抱する人もいて、救急車も大忙しだ。



  話を元に戻す。


 他人と自分が比べられるか?と言う問いに対して、


多くの人は、決して比べられないと言うと思う。


 僕もその一人だ。


 だけど、実際にその場に行ったり、周りにいる人が


頑張って、何かを成し遂げたら、「凄い!」と思う反面、


僕には、「あの人に出来る事が、何故、


 僕には出来ないのだろう?」と思う。


 恥ずかしい事に、しばらくは平気でいられない。



 僕が今まで、自分に対して投げかけてきた疑問、


 「自分はどうして、他人に叶わないのだろうか?」


それは、歳を取るにつれ、少なくなりつつはあるが、


 決して消し去ることが出来ない。



  そして僕は、18年前、統合失調感情障害と言う、


病気になった。


 こんな僕に、他の健常者の人達と、ハッキリ差が


ついてしまった。


 もう、他の人と同じモノは、追いかけられない。


そしてきっと、決して追いつけない。



  沢山の人が当たり前にやってのける事も、


 「緊張」や、「圧迫感」、


 「肝心な時に失敗をやらかす」 


 と言う事で、多くのチャンスを逃して来た。



  病気について話せば、


キリがないけれど、


ただ一つ言える事は、


他人の「当たり前」は、自分には、


当てはまらないと言う事。 



  そんな僕が今日、改めて感じたのは、


 「目線を低く、地道に生きる事」であり、


 「出来る範囲で夢をかなえていく」、と言う事だった。


 

  自分で自分の出来ない事に挑戦するわけじゃなく、


目線を低くして、前よりも、沢山のハードルを


飛んで行こう。



  きっと自分にしかできない何かが見つかる、


そう信じて、これからも前向きに生きていきたいと思う。