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精神障害者のブログ

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  ブログを書かなくなって随分と時間が経った。



 その間に自分を取り巻く状況がガラッと変わった。


 一つ一つの事が、新しくなり、


しなくなったことも沢山ある。


 

  だけどいろんな人と出会い、相手を知っていく中で、


沢山の、嬉しい事も増えている。



  S作業所の、店長さんとの出会いが、


 全ての始まりだった。



  そして今では、店長さん、従業員のみんな、


お客さん、そんな人たちとの、生活が始まり、


ギターも少しづつ、練習できるようになった。



  そして、今、僕を安心させてくれている存在がいる。



  それは何を隠そう、一つ年上の彼女だ。


 彼女は、今、僕いを精神的にも支えてくれている、


とても、大切な存在だ。


 他人がどう言おうが関係ない、


だけど彼女は、僕みたいな優柔不断な人間を、


しっかりしないといけないと思わせる、


かけがえのない存在だ。



  付き合いが進むほど、ああ、この人は、


 今までに出会った事もなく、時間が経つにつれ、


 気持ちを形にしてくれて、


 彼女との付き合いは、真摯な態度で、


 彼女と正面から向き合わなければいけないなと、


 思わせてくれる、


背筋がピンとなる、そんな女性だ。



  言葉は少し荒いけど、それでも、気持ちがある、


 僕自身、入れ物はどうでも良いけれど、


 ダイヤの原石は泥の中に埋まっている様に、


 泥のついたこの人生に、光を見つけられるような、


 とても中身の詰まった人だと思う。



  人生は取りかえれない、それなら、


この人に、僕のすべてをぶつけてみようと思う。



  世の中、自分で判断して生きていかないと


いけないとしたら、この出会いは大切にしたいと思う。



  今僕が思うのは、そんな感じかな。



  彼女と一緒に人生を過ごせられたら、


 今は、満足できそうな気がしてる。 

  最近、ブログを書いていなかったのは、


G-BARや、S作業所に良く通っていたからで、


そこそこ忙しくしていた。



  今僕がやるべきことは、ギターの練習と、


最近、変化して来た、自分の生活を、


その今と言う時間を、一生懸命生きる事だと


思っている。 



  ギターの練習場所が、見つかった今、


それは確固たるモノになって来ている。



  最近、S作業所のSさんに、


G-BARに飲みに連れて行ってもらった。


 Sさんは、歌は、上手く歌うヤツは、


いっぱいいるけれど、心を伝えて、


人を感動させるヤツは、中々いない、


君は、心を震わすヤツになって欲しい、


と言っていた。



  そして、即興で歌って、僕とママを笑わせてくれた。


 「ああこの人は、こんな考えを持っているんだな。」


と、人柄が少し分かったような気がした。



  最近、倉敷に来て、なにかこう、おぼろげながら、


自分の生き方を肯定できるようになってきて、


人生は僕の考え方で、上手く軌道に乗れば、


ちゃんと生きていける様な気がしてきた。



  人間のする事には限界がある。


 勿論、僕の出来る事も、たかが知れている。


だけど自分が、出来る事を、ちゃんと分かって、


出来る事だけをしていれば良いんじゃ


ないかなとも思う。



  する事をしっかりやって、それが、


マイナスかプラスかは、後で分かる事であって、


将来の事は、将来その場所になって、


判断して、物事を行えば良いんじゃないかな?


と、今、この歳になって、気付いた。



  短いけど、長い人生、今を一生懸命生きて、


悔いの無いようにしていきたい。


 今はただ、そう思う。



  この道の行く先に、将来があり、


 過去の連続が、今の自分なのだから、


年がいけばいくほど、経験が豊かになって


いくのは、当たり前の事だ。



  少しでも充実した日々を、続けていきたいと思う。

  最近、退院して、二つの新しい事があった。



  一つには、仲間のMNさんが、9月26日から、


G-BARを始めた事。


 

  二つには、ある日、S作業所に行った時に、


そこは、定食屋さんなんだけど、店長のSさんが、


たまたま、僕に、話をしている間に、


 「ウチでも、何かギターでも、音楽してくれるか?」


と言って下さり、

 

 「4階に、空き場所があるから、使っていいよ。」


と言って下さったので、


すぐに、「よろしくお願いします!」と返事した。



  それから、僕は家に帰って、運び込む機材を、


ひとまとめにすると、段々部屋のスペースが


広くなっていって、「ああ、少し寂しくなるな。」


と思った。


 それから、色々、練習するために、必要なモノを、


買い集めて、「よし、これでОKだ!」と、


S作業所に運び込む日をひたすら待った。



  その間、MNさんの、G-BARにも通って、


色々話し込み、搬送の日の前日には、


MNさんが、


 「もう明日、忙しいんだから、早く帰り。」と


言われ、次の日を楽しみにして、早く、


G-BARを後にした。



  S作業所の、Sさんとは、昨日の土曜日の


夕方4時に作業所で待ち合わせをしていて、


その時間帯に、その場所に行くと、


Sさんと、女性の社長さんが、軽自動車と、


運搬用の軽トラックで、来て下さっていて、


早速、僕のアパートに向かった。


 そして、荷物の積み下ろしが終わり、


また、S作業所に帰って、今度は、


1階から4階に届くリフトに、荷物を載せ、


上までリフトで運んで行った。



  実は、カギの関係で、2階に一旦、


下ろしたのだが、どうしても荷物の


事はその日の内に、終わらせて


おきたかったので、


ホームセンター「コーナン」で、


クサリを買ってきて、


店長さんに頼んで、


作業所の、4階に荷物を上げて、


クサリと南京錠でカギをして、


S作業所を後にした。



  そして、早速その足で、


G-BARに行き、


一杯だけお酒を飲んで、


 「これから始まる新たな生活」に、


思いをはせて、MNさんと店の


お客さんと話をして、


「まずは、ブルースから挑戦してみようかな?」


と、期待に胸を膨らませて、


その日は、G-BARから、早くにアパートに帰って、


寝床に着いた。



  その日に就寝したのは、夜の8時だった。