ウォーキングデッド シーズン8 第1話の感想です。
ネタバレがありますので、ここから先は自由意思でお読み下さい。
今回は、シーズン7の最終話で、アレクサンドリアからニーガン達とゴミ山軍団を追い出した 『アレクサンドリア』 『ヒルトップ』 『王国』 が、ガッツリと一つの意思で纏って、ニーガンの本拠地である聖域(サンクチュアリ)へと総攻撃をかけるお話でした。
大まかにストーリーを纏めると
リック、エゼキエル、マギーが、各コミュニティの集まる中で
『人を殺し、脅し、奪う事で生きる者達と戦う。 そして、我々が共に支え合い、共に生きる。 世界は、我々の者だ。』
という様な内容の話をして、皆を鼓舞します。
この後に、リックはこの戦いの後には、リーダーをマギーに譲りたい様な会話をします。
しかし、リックはこの一話を通して、常に悲しい瞳をしていました。
そして、時折、リックの幻想なのか?
白髪になったリックが映ります。
そこには成長したジュディスの姿も。
Σ(゜Д゜)
冒頭では、カールがシーズン1でのリックが、ガソリンを探してさまよう行動をとっていた時と、そっくりなシュチュエーションのシーンがあり、謎の人物を見つけて食料を残して行くシーンが。
更に、ニーガンにルシールで頭を砕かれて殺された、グレンとエイブラハムの墓と思われる場所で一人たたずむ、リックの姿もありました。
これらはリアルタイムなのか?
それとも未来の映像?
リックの空想なのか?
疑問が残るかたちで映し出されます。
キャロル、ダリル、モーガン、タラ達は、大量のウォーカーを、爆発で誘導して行きます。
誘導された大群のウォーカーが向かった先は、ニーガンのアジトのサンクチュアリ。
途中で別れた4名は、ニーガンの元に身をおきながらもリック達に味方するドワイトから、ダリルが得た情報で、敵の見張や各拠点とするアジトを聞き出していて、そこへ別働隊と合流して襲撃に加わります。
今回は、傷をおっているロジータとミショーンそして、カールはお留守番です。
ロジータは、悔しそう。
(# ̄З ̄)
鉄板を張り付けた車に、リック達は乗り込み、サンクチュアリへ奇襲攻撃をかけます。
そこから、空包を射ってニーガンをはじめとした幹部達が建物から姿を表しました。
鉄板でガードされた車による陣地を確保しているリック達は、そこから大量の銃で方位をしていて、圧倒的に優位な状況でした。
この事で、出て来たニーガンとその幹部達を制圧出きる事を示します。
そして、幹部の名前を一人ひとりと、認識して行きます。
(その中にユージーンもいて、ユージーンがまた、私はニーガンと言いかけるとお前はいいと、リックに一括されます。 〈笑〉で、しょうか?)
そんな中でニーガンは、サイモンに命じて、建物の中からグレゴリーを出してきます。
グレゴリーは、ヒルトップは救世主を事実すると宣言して、鉄板におおわれた車の陣地にいるヒルトップの人達に、今すぐに引き上げる様に言うのですが、ジーザスが大きな声で
『ヒルトップはマギーを支持する』
と言い返して、誰もその場から離脱しません。
グレゴリーが役にたたないと解ったサイモンは、デッキの階段からグレゴリーを突き落とすのでした。
リック達は完全に優位となり、ニーガンとその幹部に、今すぐに投降すれば命を助けると呼びかけます。
しかし、ニーガンだけは処刑すると宣言してから、投降すると言う返事の猶予として、テンカウントを数えはじめました。
それは今迄のニーガンが、圧倒的優位な状況において、リック達を威圧しながら見せしめに誰かを殺して、自分達に従い物資その他を供給しろと脅しながらの返事を嚇すという、嫌らしくリック達を追い詰めたやり方を、そのままニーガン達に行う行為でした。
カウントダウンを、10から始めて、7の声を出した後でリックは、不意討ちで銃撃を始ます。
そこからニーガンを追い詰めて、逃げ惑う姿をポラロイド写真に納めるリック。
こつして追い詰めながら、誘導して来たウォーカーの群れがサンクチュアリに雪崩れ込みだしました。
全体の作戦なのか?
ニーガンめがけて銃を乱射するリックを、ゲイブリエルが止めて、ニーガンを殺さずにリック達は一旦退却します。
その際に、先程デッキから突き落とされたグレゴリーが、さまよいながら銃撃戦とウォーカーが跋扈(ばっこ)しだした中に現れます。
ゲイブリエルは、舌打ちしながらも車から降りてグレゴリーを救出しようとしますが、臆病で卑怯者なグレゴリーは、助けに来たゲイブリエルを置いて一人で車に乗り込み逃げ出してしまいます。
ダリル達が誘導してきた、大量のウォーカーがさまよう中で、取り残されたゲイブリエルは近くにあったトレーラに何とか逃げ込みましたが、そこにはニーガンの姿が!
ニーガンは
『パンツを履いているか?』
と、ゲイブリエルに問いかけます。
そして
『これから、小便をチビル事になるぞ』
ここからは感想です。
今回のお話は、各キャラクターが、一人ひとり短い時間の中で個性を発揮していて、シーズン7でのリック達がニーガンに屈して鬱うつとしていた鬱憤を晴らす様な、豪快な反撃による戦闘シーン満載でした。
但し、シーズン7の最後ではリックサイドの各コミュニティが、戦う意志を見せていたと同時に、ニーガンサイドも戦争開始の雄叫びを上げていたのですが?
その後に、敵方のドワイトが裏切りの意志を見せてはいたものの、何のコミュニケーションもはかれていなかったはずです?
これらの状況から直ぐに、綿密にドワイトも交えてリックサイドが、これだけの作戦を考えて実行出来たのは無理があると思うのですが?
また、ニーガンサイドも、あれだけの大量な救世主達に、高らかと戦闘開始の宣言をしていたのに、何故か何もなかった様に幹部で作戦会議中って、どういう事?
なんだか、シーズン7の最後で煽るだけ煽っておいて、ご都合主義なリック達の連合軍の快進撃から始めるのはどうなんだろ?
と、少しストーリー進行の無理に意識が行ってしまい、リック達の反撃開始と言う高揚感が、うまく私には持てませんでした。
各々におけるキャラクターの魅力は、短い時間で大変素晴らしく表現されていて、引き付けられたましたし、リックの悲しい表情とメインストーリと関係なく間に挟まれた未来の出来事か? リックの妄想か? 解らないシーンに、色々と想像力も膨らませられましたから、全体としては面白かったです。
が・・やはりウォーカーの恐怖に脅かされながら生きる事に必死だった頃の、初期から中期のシーズンの方が、人間同士のアクションシーンよりも私は好きなんだな ( ゚д゚)ノ ❕
と今更ながらに、今回のお話にワクワクして観ていながらも、気付かされた様な感じでした。
そして、既にネット上では次に死んでしまうだろうキャストが、取りざたされていますが、今回の戦闘開始のメインストーリーの間に挟まれた、不思議なシーンの数々から予想すると、この噂は現実になりそうな気がして来て不安なります。