面接ってお見合いみたいなもの | 戦国好きのアドリブ雑記帳

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戦国ネタ(話)が多いですが、基本は感じたこと雑記した内容です・・はい。

仕事をしようと思えば、面接という物を受けなければなりません。


ですから、職探しをする大半の人は 『使ってもらう』 という意識で、面接に合格したいと考えるのでは無いでしょうか?


一方で、求人募集をかけている企業も当然ですが、働いてもらう人材を探している訳ですから、単純作業のアルバイト等では余程の問題が無い限りは、面接を通過儀礼的にこなして、誰でも採用してしまう企業もあります。



逆に、働いてやろうという意識で、なめて面接を受ける人がいたり、働かせてやろうという、上から目線で面接をしている所もあります。



どちらも少し極端ですが、大なり小なりこういった意識が根底にあり、面接が行われるケースは多い様に思います。



私は、この面接というのは 『お見合い』 の様なものだと思っています。



面接する側が、履歴書を読み、相手の態度を見て話を聞いたりして、実はこの人はちょっとな? なんて感じていても、人手不足の為に妥協して採用をしてしまうと、後になってから 『こんな人を雇うのでは無かった』 と、後悔したりするケースがあります。



面接を受ける側においても、待遇や職場環境を見聞きして少し不安があっても、採用して貰えるならココで良いかと妥協して、働き出した後になり職場の文句を口にする人も結構います。



これって、お互いに妥協して 『お見合い』 で結ばれた人達にありがちな、相手への不満を後で言うケースに似ている様に感じます。



やはり面接というのは、互いに


『この人材を、雇用して良いのか?』


『この職場環境や条件で、働いて良いのか?』


を、する側もされる側もイーブンな立場で検討し合って、より良い人材、より良い職場を、見定める場なのだと思います。



ここ十年程前から、企業側もこの論理を理解していて、求人に対して面接をする前に 『会社説明会』 (アルバイト等でも、大手が大量に人材を雇用する際には 『アルバイト説明会』 なんてものを開く事さえあります)を開いて、社風や業務内容、雇用形態を事前にアピールする事で、良い人材の確保に努める様になって来ています。



勿論、景気動向や人口の推移、地域性により、売り手市場、買い手市場という、状況が優先される事は否めませんが、本質は互いが納得する形でより良い仕事が出来るのがベストだと考えて、そのマッチングをするお見合いの場というのが、面接という物の本質なんだろうと思います。



『この職場で是非働いてみたい』


『この人を是非採用したい』


(この人とお付き合いしたい)


と、互が両想いで成立すのが望ましいのですが・・


実際には、もろもろの事情から

『この職場でまあ良いか』


『この人材でまあ良いか』


(まあ、とりあえずこの人と付き合ってみるか)


と、妥協する事が必要だったりもしますが、こういうケースでは余り良縁とは言えませんから、後々に問題や早いお別れが待っていますよね。



更に、難しいのは


『この人を雇用したい』


とか


『この職場で是非とも働きたい』


といった事を一方が強く思っても、相手方が


『この人は採用できないな』


とか


『この職場では働きたくないな』


等と感じて、ご縁が持てないケースもあったりします。



結局のところは・・


雇用する側は、職場環境や待遇面を良くする企業努力をしていなければ、良い人材は中々雇用できません。



働きたいと思う人も、自分がその職場から魅力ある人間に思ってもらえるスキルを身に付けていなければ、良い職場での採用はされません。



お見合いも一緒で、普段から自分を磨く努力をしていないと、上手く行かない物ですよね。



それでも 『割れ鍋に綴じ蓋』 で、恋愛も求人も収まる所にピタリとハマる事が、あるにはあります。



ただその場合でも、自分がどんな鍋や蓋なのかを自覚していないと、中々収まる所は見つかりませんが・・(笑)






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