カート | まさむねのサンポみち

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人生なんてサンポみたいなもの!?
日々の出来事、想いなどを
ヨリミチしながら綴ります。

今日の記事は少々痛々しいかも。

9月29日カートという治療をした。
いままでは、お腹に水がたまって限界となると
お腹の横に太い針を刺して管で抜くという
原始的なことをしてきた。

この出してしまった腹水 ただただ苦しめるだけの水ではなく、様々な栄養も含んでいる。
なので出した水を濾過し、体に必要な成分だけを点滴で戻す。という治療だ。
なかなか先生方もめんどうらしい。

今回は移植外科の先生が主導でやってくださり
体の腹水限界まで抜こう。
ということとなった。

普段はベッドで寝て抜くのだけど、
今回は電動ベッドを限界まで起こし、膝もベッドごとたてて、体育座りのような格好にさせられた。
こうすることで下っ腹に水が溜まる。

これを朝9時半から4時くらいまでぶっ通しでおこなった。
さすがに姿勢がいっしょなので腰や尻がそうとう痛んだ。

針もいつもの極太のやつよりさらに太くて長いやつ・・・しかも中にカテーテルがはいっていて
腹に刺さったと思ったら、そこから20センチくらい腹のなかを進む。
これは驚いた。気持ち悪かった。

苦労の甲斐あって15リットルという大量の水が抜けた。
が!刺した時から針の横から出血があり
これがどんどんひどくなる。血が固まりにくいくい薬もつかってたかららしい。
ピーク時にはただナイフで刺された?
みたいになった。
凄まじい出血。タオルもすぐ真っ赤になった。

この治療は、体力、メンタルそうとうやられた。
が嘘のようにカラダが軽くなった。

治療を終えた僕のベッドは殺人でもおきたかのようになっていたが・・・