今井アツシ奮闘記 -2ページ目

住基ネットカードの多目的利用

最近は区役所業務効率化プロジェクトチームで担当している住基ネットカードの多目的利用の先行事例を調べています。

全国の自治体では個性的な取り組みが実施されています。
住基ネットカードに搭載されているICカードは汎用性が多角、様々な目的で利用することができます。

例えば、北海道の深川市・秩父別町・北竜町では、温泉巡りポイントカードというのを実施し、町おこしと住基ネットカードの普及に努めています。
長野県伊那市では商店街ポイントカード、熊本県上天草市では自動安心安全メール配信サービス(登下校時に端末に住基ネットカードをタッチさせると、家庭にメールが配信される)など本当に多種多様な利用方法があるようです。
また、重機ネットカードを利用すれば、将来的には、コンビニエンスストアのキオスク端末で住民票などの各種証明書が発行できるようになります。しかも、東京に居ながら大阪の住民票を引き出すなど、他の自治体でも住民票の引き出しが可能になります。
平日の昼間に役所に訪れるのは、社会人にとって難しいことが多々あります。コンビニであれば、今のところ6:30~23:00までの時間帯で実施しているので負担が減り、市民の利便性が向上すると思われます。大阪市でも早期のシステム導入を求めていきたいと考えています。
そして、区長公選制が実現されれば、各区の特色に合わせた住基ネットカードの利用も可能になります。
商店街の活性化に力を入れたい区は、商店街ポイントを実施する。読書活動の啓発に力を入れたい自治体は、重機ネットカードで、区内のどこの図書館でも利用できるようにする。
子ども達の安心・安全に力を入れたい区は学校安心安全メール配信を実施する。

実施用途はアイデア次第で無限大です。

地域主権型道州制勉強会&盆踊り

本日は、地域主権型道州制の勉強会に参加してきました。党派の垣根を超えて道州制を目指していこうという議員が集まり、少しずつ勉強を進めていきます。


地域主権型道州制も、広域自治と基礎自治の役割分担を明確にし、地域でできることは地域でできるように税源や権限を下ろしていくという考え方です。
基本的な考え方は、維新の会の大阪都構想と親和性が高い政策だと思います。地域主権型道州制の場合は、国と州と基礎自治体の役割分担を明確にすることにより、行政の無駄な部分をなくし、地域ごとの特性を活かした町づくり、地域戦略を建てられるような仕組みを考えています。

国会議員を対象にした、超党派の道州制の集まりを開いたときには、250人もの国会議員が集結したそうで、これからの日本のあり方を真剣に考えている議員がたくさんいるということが非常に嬉しく思いました。きっとこれから何年かで日本の形は大きく変わるのだと思います。たくさんの人が「日本を変えるんだ」という気持ちを持つことが出来たときに初めて大きく変わることができると思います。
今まではグランドデザインは票にならないからと敬遠され、本当に効果があるのかどうかわからないバラマキ政策が蔓延してきました。そんな日本の政治の流れを変えるためにも大阪での政治の動きは非常に重要な役割をになっているんです。
まずは、大阪から、市民が、府民が立ち上がり力を合わせれば大きく世の中を動かすことができるんだという実績を作っていきましょう。皆様ご協力よろしくお願い致します。


夜は、地域の盆踊りに顔を出させていただきました。
横堤小と茨田西小と焼野小に参加させていただきました。
盆踊りを回っていて感じたことは、同じ盆踊りでも地域の特性がよく表れているということです。
来ている人の服装や客層など地域によって違います。浴衣の人が多い地域、普段着の人が多い地域、様々です。そして、どこも本格的な屋台、盆踊りの櫓を用意しています。準備に携わっている方は本当に大変な労力を注がれているんだということが伝わってきました。
子どもの頃はただ単に楽しむためにお祭りに参加していましたが、大人になってから冷静に見ると、これだけのお祭りを地域の人たちが力をあわせて開催するということの尊さを感じました。
こうやって一人ひとりが力をあわせることによって、大きな力になっていくんだと改めて勉強になりました。こういった地域活動に対しての感謝の心を忘れずに、そして、その心を地域の子どもたちに伝え、地域を愛する心を育んで行けるように活動していきます。

維新の会の政策について、市役所側からは「コミュニティーを破壊する」との批判がありますが、全くの見当違いです。大阪都構想が実現して、区割りが変わるかもしれませんが、今までの連合町会が無くなる訳ではありません。今、熱心に地域活動に取り組んでくださっておられる方々の努力は無駄にはなりません。基礎自治体に財源と権限を移譲し、区長公選を実現することにより、より地域の声が反映されやすくなるんです。新しい大阪に向かって力をあわせて進んでいきましょう。

区役所改革プロジェクトチーム

本日は朝一から大阪市役所に集合し、区役所改革プロジェクトチームの打ち合わせに行って参りました。
どういった制度を導入すれば、より市民の皆さんの利便性が向上するか、そして、行政コストの効率化を図れるかを考えて動いているプロジェクトチームです。
チームのメンバーは、市位リーダーを筆頭に、片山議員、岡崎議員、村上満由議員、そして私今井アツシの5人です。全国の先行事例を調べると本当に様々な取り組みをしています。残念ながら、大阪市は遅れていると言わざるを得ません。
既成概念にとらわれず非常にクリエイティブな話し合いになりました。
僕は教育のことを第一に考えて動いていますが、大都市税財制度政特別委員会と区役所改革プロジェクトチームでもできる限りのことをやっていこうと思っています。
教育にこだわりすぎて、他のことが見えなくなるとそこに認識の盲点が出来てしまいます。
区役所改革を考えていくうちに、教育にもつながったり、大都市税財政にもつながったりして非常に勉強になりました。ある一部分だけにとらわれることなく、政治と行政全体を考えて勉強していくことが結局は教育改革への近道になるのではないかと思いました。

夜は焼野小学校の盆踊りに参加してきました。
今年が第一回目の開催だったのですが、たくさんの人で賑わい、大盛況だったように思います。
日頃から地域活動に参加してくださっている方々には本当に頭が下がります。
維新の会としても、目指すところは地域が良くなり、大阪全体が良くなり、そして、日本がよくなる。
簡単に言ってしまえば目的はそこだと思います。
目先の利益にとらわれず、大局を捉えて考えていくことが大切なのです。
維新の会についてはマスコミのイメージが先行し、先入観をもって我々に大して批判の目を持っている方々もいますが、志を話せば伝わる。嘘偽りのない本心を話せば伝わるということが今日また再確認することができました。

いろんなところに顔を出し、名前と顔を売ることが政治家の仕事ではないと思います。
顔を出して話を聞く。そして自分の頭で考え政策に反映していく。それが大切なことだと思います。
「政治の常識に染まらず、初心を忘れることなく活動していきたい」
そう、改めて考えさせられた一日でした。