がんになったら何を食べればいいんだ⁉︎  

 

 

すい臓がんの手術を終えて退院したある日

友人からのメールが来た。

 

 

がんの家系の友人が、がん予防のために

毎日食べているという

「ぶなしめじスープ」の作り方だった。

 

 

基本としてぶなしめじを水から10分煮込み

後は自由に味付けをするというものです。

水から10分煮込むと効率が良くなります。

 

 

ぶなしめじや干し椎茸に含まれるβ-グルカンの一種レンチナンは、リンパ球やNK細胞(ナチュラルキラー細胞)などを活性化して免疫力を高め、がん細胞の増殖を抑制する効能があります。

 

 

そして僕もこの5年間ほぼ毎日

検査とか特別に出かける時以外は

毎朝ぶなしめじや干し椎茸のスープを

食べたのでした。

 

 

この5年間、最も長く最も数多く

食べた食事なのでここに紹介します。

 

 

何しろ長期にわたり毎日ですから

いろいろやりました。

 

 

最初の方はマギーブイヨンを入れて

コンソメスープにしました。

 

 

 

野菜コンソメスープ。

干し椎茸、ぶなしめじ、ニンニク

大根、ブロッコリーの茎。

 

 

 

中華スープ。

干し椎茸、ぶなしめじ、チンゲン菜

ニンニク、タマネギ、ニンジン

タマゴ、中華スープの素(創味シャンタン、ウェイパー、中華あじなど)、ごま油。

 

 

 

ごろごろ野菜のミネストローネ。

ぶなしめじ、ブロッコリー、ニンニク

タマネギ、ニンジン、ジャガイモ

コンソメの素。

水ではなく野菜ジュースを使います。

 

 

 

ぶなしめじとブロッコリーの茎の味噌汁。

合わせ味噌、八丁味噌、かつおだしの素。

 

 

 

日中韓5種類の味噌をブレンドした味噌スープ。

(合わせ味噌、八丁味噌、甜麺醤、豆板醤、コチュジャン)

しめじ、もやし、ニンジン、ニンニク

丸鶏がらスープの素。

 

 

 

キノコのシチュー。

干し椎茸、ぶなしめじ、ニンジン

シチューの素。

 

 

 

寒い日にはきのこスープを使って

あんかけうどんも作りました。

 

 

 

ぶなしめじとブロッコリーのコンソメスープ

ブロッコリーはよく食べました。

 

 

ブロッコリーに含まれているスルフォラファンは、イオウ化合物の1種で強力な抗がん作用があります。

 

 

 

ぶなしめじと干し椎茸とブロッコリーのコーンスープ。

500mlの水に対してカップスープの素を2袋

使いました。

 

 

 

ぶなしめじと干し椎茸の鶏がらスープが

定番になりました。

 

 

そしてさらに進化したスープがこれだ。

 

 

 

ぶなしめじと干し椎茸、ニンジン、玉ねぎに

がん予防効果の高いニンニクとキャベツが

入ったスープです。

それに黒すりごまをトッピング。

 

 

作り方は超簡単。

 

 

材料

ぶなしめじ……一掴み(4分の1パック)

干し椎茸……戻したもの3個

酢漬け玉ねぎ……お箸で一つまみ(少し)

酢漬けキャベツ……お箸で一つまみ(少し)

千切りニジジン……お箸で一つまみ(少し)

オリーブオイル……大さじ1

ニンニクおろし……大さじ1

鶏がらスープの素……小さじ2

水……500ml

黒すりごま……少々

 

 

 

ぶなしめじはWパックがあれば

Wパックを買っています。

これは半分使って1パック分です。

 

 

 

 

干し椎茸はひたひたの水で戻しておきます。

戻し汁は毎日スプーンに一杯飲んでいました。

 

 

 

毎日使うものなので大容器入り。

鶏ガラスープの素500g入り。

ニンニクおろし950g入り。

オリーブオイル916g入り。

 

 

 

今までバラバラに食べていたものを

全部スープに入れたのが始まりです。

 

 

サラダで食べていましたが寒い日に

冷たい物が嫌だっただけです。

 

 

 

ニンジンはβ-タカロテンを豊富に含んでいます。βカロテンは体内でビタミンAに変換して、がんの予防、免疫力の強化、アンチエイジングなど健康を保つために重要な働きをする栄養素です。

 

 

 

玉ねぎは発がん物質を無毒化にする

解毒酵素を活性化させる作用

活性酵素を除去する抗酸化作用があります。

 

 

 

ニンニクに次ぐがん予防効果があるといわれているキャベツには、イソチオシアネート(強いがん抑制効果)とペルオキシダーゼ(発がん物質を抑制)という酵素やビタミンC、ビタミンUが豊富に含まれています。

 

 

 

黒ごまには強い抗酸化作用があります。

黒い皮の中にポリフェノールの一種であるアントシアニンを含み、それに加えタンパク質、ビタミンA、B、E、ナイアシン鉄などを含みます。さらに黒ごまに含まれるセサミン、ビタミンEは活性酸素の発生を抑制し、がんを予防します。

 

 

 

ぶなしめじ……一掴み(4分の1パック)って

このくらいです。

基本はこれに水500mlで煮込むんですが

進化タイプはちょと違います。

 

 

作り方

①オリーブオイルを鍋に入れて

コールドスタート。

 

 

 

②ニンニクおろしを加え7秒加熱。

 

 

ニンニクに含まれるアリシンをオリーブオイルなどに溶かすと、アリシンが分解・結合して数種類のアリルスルフィド類に変化します。このアリルスルフィド類の中に、がんを予防するDATS(ジアリルトリスルフィド)があるのです。DATS(ジアリルトリスルフィド)は、がん細胞の増殖を抑え、寿命のある正常な細胞に戻して、がん細胞を消滅させることがわかりました。

 

 

これはアーリオオーリオ(aglio olio)です。

イタリア語でアーリオはニンニク

オーリオは油を意味する。

ニンニクをオリーブ・オイルに入れ、弱火で加熱して香りと風味を移したものでパスタなどに用いられる。

 

 

理にかなっています。

 

 

 

③酢漬け玉ねぎ酢漬けキャベツを

その鍋に入れ軽く炒める。

酸味が飛んでマイルドになります。

 

 

 

④鍋の火を一旦止めてぶなしめじ+干し椎茸+千切りニジジン+鶏ガラスープの素を鍋に入れます。

味付けはスープの素のみです。

 

 

 

 

⑤鍋に水を入れます。

水500mlはやや多めですが

水300mlにすると蒸発率が大きく

極端に量が少なくなるので水500mlにしています。

 

 

 

⑥蓋を閉めて中火で煮る。

沸騰したら弱火にして合計10分煮ます。

 

 

 

⑦スープ皿に盛り出来上がり。

 

 

 

黒すりごまを振りかけて食べています。

 

 

これが毎日の朝食です。

 

 

炭水化物はありません。

以前はパンやご飯を食べていましたが

朝食としては多過ぎるのでやめました。

 

 

ご飯は夕食で一番多く食べました。

白米にもち麦と十六穀米を混ぜたもので

今でもそれは続いています。

 

 

肉を食べるようになったのは術後8ヶ月

経ってからでした。

TS-1抗がん剤治療中3クール目に

副作用による重体で緊急入院して

2014年6月11日退院
体重53kg(身長174cm)

体脂肪率0%以下(測れない)

err表示(1.5%まで測れた)

 


その1ヶ月後2014年7月11日に
化学療法(TS-1抗がん剤治療)再開。

体重54kg(身長174cm)体脂肪率4.5%

この辺で肉を食べるようになりました。

 

 

順位としては食べている方から

鶏胸肉→鶏もも肉→豚肉→牛肉の順です。

(牛肉は積極的には食べない)

 

 

後、今でも続いているのは

「電子レンジは使わない」です。

温めはキッチンのガスコンロで加熱。

(煮る、焼く、蒸す)

揚げ物の温めはオーブントースターを

使っています。

 

 

術後の食事は何よりも重要です。

 

 

またキッカケがありましたら

書こうと思うのであります。

 

 

🍴~(ゝ。∂)

 


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