和田秀樹著『数学は暗記だ』を読んだのは中学生の頃だから30年近く前になる。
灘高から東大の理IIIという大学受験界のスーパーエリートの道を歩んだ和田氏の著書だけに説得力はあった。
僕が和田氏の言う「暗記数学」を本格的に実践したのは高校に入ってからだった。
とはいえ、使っていた参考書が『赤チャート』だったため最初の校内実力テストはたったの7点しかとれなかったのだが……。
その後、使う参考書を『青チャート』や『寺田の鉄則』などに変更し徐々に成績は上がっていった。
『赤チャート』で成績が上がらなかった原因は、そもそも詳しい解答を読んでも解答に書いてある解説が理解できなかったからだ。
だから、参考書のレベルを下げた。
『寺田の鉄則』は『赤チャート』とレベルは、そんなに変わらないが解説が赤チャートより分かりやすかった。
さて、暗記数学の有効性についてだが、受ける大学によるというのが僕の結論だ。
中堅私大ぐらいであれば暗記数学は有効だと思う。典型的なパターン問題が出題されるからだ。
だが、難関大学になれば見たことのない問題が出題されるので暗記数学は通用しないと思う。
鶏が先か卵が先かの話にはなってしまうが、基礎的な解法パターンのストックがなければ、応用問題が解けるはずはない。
その意味では解法パターンの暗記は必要だろう。
5分考えてわからない問題は解答を見るのが正解だと思う。
ただ、その「最低限考える5分間」は真剣に問題を解いてみないと、そもそも解法パターンを暗記しようにも、記憶に残りづらい。
記憶に残っていなければ試験では全く役に立たないから意味がない。
僕の高校3年間は暗記数学の有効性を検証している間に終わってしまい、国語と英語と社会で入れる私立大学に進学したため、暗記数学がどこまでの難関大学に通用するのかは正直わからない。
暗記数学で難関大学に受かったよという方がいればコメントを頂ければ幸いだ。




