今日は朝から出口汪先生の『きのうと違う自分になりたい』を再読した後、「苦役列車」を再読しました。
前者は98年に購入した本ですが、14年経った今も、内容が色あせていません。むしろ、今こそ読まれるべき本でしょう。本書の副題はロジカル・シンキング入門ですが、ロジカル・シンキングは私にも、その他大勢の日本人にも必要だと思います。
後者は芥川賞受賞作品で今年、映画にもなりヤバイ放談8月号で言及した思い入れのある作品です。私小説ですが、社会の底辺にいた主人公が芥川賞をとってしまうのですから人生は本当に何が起きるかわかりません。しかもその作品が映画になり、今をときめくAKB48の前田敦子が出演するんですから、著者の西村賢太氏への私の注目は増すばかりです(うらやましい)。
さて、出口氏も西村氏も私、臼井正己も本の虫です。私は本を読まない人の気持ちがわからない。
西村氏の場合は底辺にいながらもコツコツと読書をして、書いてきたからこそ、人生大逆転したわけです。
しかし、世の中には読書の習慣がない人も大勢います。先日から紹介している車椅子の実業家、和佐大輔さんhttp://www.buzz-system.com/aff/31778/6/43/ も主な情報源は漫画と映画だそうです。そんな和佐さんに、私は『大人のスピード読書法』(中谷彰宏著)を勧めました。私のクライアントで本を読む習慣がない人にもかなり早い段階で本書を勧めています。本書も出たのは00年で古い本ですが、内容は今、読んでも全く古びていません。まだ、未読の方には今月中に読むことをお勧めします。
http://www.buzz-system.com/aff/31778/6/43/