1回戦からの出場のため伊勢工と同じ6勝しながら優勝を逃した津西高校。エースの芳田君は「相手が強かった」と中日スポーツにコメントしていた。7試合で55点とった打線は全国大会でも通用すると思わせるレベルだった。
前日、プロ注目の近大高専山崎君から主砲稲垣君が劇的な満塁弾。感動を与えてもらった。興奮で夜も眠れず、決勝戦は名古屋から母校の応援に、初めて霞ヶ浦球場に足を運んだ(三重大会を見に行くのも20年ぶりくらいだ)。
決勝戦まで34回を投げわずか4失点の相手エース中川君相手に1試合で5得点は立派な結果だ。先発した森君の2試合続けての不調と守乱が悔やまれる。
初の決勝進出で三重の高校野球ファンの記憶に津西の名前は刻まれたはずだ。3年生主体のチームだが、中川君にホームランを打たれた笑顔が爽やかな伊藤直君や途中出場でいきなりファイプレーをみせ、ヒットまで打った藤田君は2年生だ。この2人が新チームをひっぱり、選抜の21世紀枠の候補くらいにはなってもらいたい。
感動をありがとう。津西高校!
が、最後に応援団がテープみたいなのをグラウンドに投げ入れたのは最悪だった。