神様の裏の顔  | まこねえの通勤読書

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活字中毒。はずす本もたくさんあるので全部は書けませんが、最近読んで良かった本、とくに私の好きな人たちにおすすめしたい本を記録します。

星星

神様のような教師が亡くなって、通夜ではそれは大勢の弔問客が集まり、みな一様に涙を流していました。ところが、たまたま会話をかわした参列者同士で過去の出来事を思い返していくと、神様と思っていた教師が実は犯罪者だったのではないかと思うように。。。

 

先が気になって、一気読みしました。最後のオチで驚いて、もう1回みなおしたりして。オチはちょっと別にそうでなくてもいけたんじゃ?…と思うところもありましたが、それまでが面白いので、まぁよし。

 

著者は元芸人ということで、作中にも芸人が登場していました。

通夜ぶるまいを「艶ブルマ」と聞き違えたりして、噴き出してしまいました。これ以外にも元芸人さんっぽい、ユーモアがちりばめられていて、重たい内容のはずが笑ってしまうところもちょいちょい。

 

遠距離介護帰省の道中にはちょうどよい(気重な旅を忘れさせてくれる?)本でした。