ネタニヤフ極右政権はパレスチナ人とユダヤ人を危険に晒している/イスラエル人は真正ユダヤ人ではない | 成田雅美のBLOG

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ネタニヤフ極右政権は、パレスチナ人とユダヤ人双方を危険に晒している/イスラエル人の多くは、東欧出身の改宗ユダヤ教徒の子孫で、真正ユダヤ人ではない/イスラエル極右閣僚、ガザへ原爆投下も選択肢と発言/ガザのパレスチナ人に大量虐殺の危険と国連が停戦訴え

先月当ブログ記事に書いた通り、

イスラエルのネタニヤフ首相は、汚職で退陣した後、政権への返り咲きを狙って、極右政党と手を組み、2022年11月の選挙で、再び首相の座に就きました。

安倍晋三が、政権への返り咲きを狙って、統一教会と手を組んだのと同じようなものです。

ネタニヤフ極右政権が発足した直後から、イスラエル政府は強引な入植を進め、パレスチナ人への攻撃が激化しました。

 

今年3月、イスラエルの極右閣僚が「パレスチナ人は存在しない」と発言し、アメリカ政府が非難する事件もありました。

よって、ハマスの攻撃は、突発的に始まったことではなく、そこに至るまでの経緯がありました。

 

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今のイスラエル極右政権は、パレスチナ人とユダヤ人双方にとって、日本を含む世界にとって、極めて危険で、有害な存在です。

移民国家アメリカには、ユダヤ人が多く、彼らは特に、米民主党に強い影響力を持っています。ゆえに、バイデン政権は、今までイスラエルを完全支持してきました。

しかし、イスラエルのパレスチナ攻撃は激化し、世界は完全に、イスラエル非難、パレスチナ支持の流れになっています。

 

これ以上イスラエル支持を続けると、アメリカも世界から孤立することになりかねず、方針の修正、転換が求められています。

もう一つ、ネタニヤフ首相の祖先は、ポーランド出身で、彼は、パレスチナの地に、歴史的、遺伝的ルーツを持っていません。

 

彼と同様に、イスラエル人の多くが、東欧出身の改宗ユダヤ教徒の子孫で、彼らは、真正のユダヤ人ではありません。祖先がキリスト教からユダヤ教に改宗した、ただの白人です。

 

パレスチナの地に、歴史的、遺伝的ルーツを持たない、東欧出身の偽ユダヤ人たちが、何千年もこの土地に居住してきた、パレスチナ人を虐殺、迫害しているのというのが、パレスチナ問題のシンプルな真実です。

 

当たり前ですが、このような暴挙が許されるはずはなく、今やイスラム教徒だけではなく、世界中がイスラエルを非難しています。

 

パレスチナ人と共存できないイスラエル人は、彼らの本来のルーツである、ドイツ、ポーランド、ハンガリーなどに「帰還」するべきです。

 

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ガザへ核爆弾落とすのも選択肢 イスラエル極右閣僚発言に非難
共同通信 2023年11月05日


【エルサレム共同】パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスとイスラエル軍の戦闘を巡り、

 

イスラエルの極右閣僚アミハイ・エリヤフ氏(エルサレム問題・遺産相)が5日、地元ラジオでガザへ核爆弾を落とすのも選択肢だと発言し非難が高まっている。

 

ネタニヤフ首相は同氏の職務を一時停止するなど火消しに追われた。地元メディアが伝えた。

エリヤフ氏は対パレスチナ強硬派の極右政党「ユダヤの力」党員。

 

極右系ラジオのインタビューで「ガザに戦闘員ではない人間はいない」と主張。「ガザに核爆弾を落とすべきか」と尋ねられ「それも選択肢の一つだ」と答えた。

 

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ガザのパレスチナ人に「ジェノサイドの危険」、国連専門家が停戦訴え
ロイター通信 2023年11月3日


[ジュネーブ2日ロイター] 国連の独立専門家グループは2日、パレスチナ自治区ガザの人々が「ジェノサイド(大量虐殺)の重大なリスク」にさらされているとして、人道的な停戦を訴えた。

イスラム組織ハマスによる10月7日の攻撃への報復としてイスラエルがガザへの空爆を開始して約4週間となる中、ガザ保健当局によるとパレスチナ側の死者は女性や子どもを含め9000人を超えている。

国連特別報告者7人でつくる専門家グループは声明で「パレスチナの人々がジェノサイドの重大なリスクにさらされていると確信している」と述べた。

イスラエルの在ジュネーブ国際機関代表部は「遺憾で深く憂慮すべき」と声明に反発。戦争はハマスによってもたらされたものであり、民間人死亡の責任はハマス側にあるとした。

国連のドゥジャリク事務総長報道官は声明について記者会見で問われ、ジェノサイドの認定は国連の関連司法機関によってのみ下されると述べた。

専門家らはイスラエルの同盟国も「責任を負う」とし、イスラエルによる「壊滅的な行動を防ぐため直ちに行動しなければならない」と強調。「イスラエルと同盟国に対し即時停戦に合意するよう求める。時間切れが迫っている」と訴えた。

 

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