落書きについて

桃の通っている、ちょっとしたお勉強の場所での出来事です。

面談で、桃のプリントの随所に「落書き」が見られるとご指摘を頂きました。

男の子の上に「あきらくん」と勝手に登場人物に名前を書いていたり、問題になっている魚やクマの絵を真似して隣に書いています。

「ももかちゃん、落書きが多かったので、お勉強の時は落書きはしないように教えました。」

と先生が仰りました。

落書きをしていると、その落書きに集中してしまい、問題への集中具合が疎かになり、結果的に正答率が減る傾向があるようです。

確かに、本当にその通りだと思います。



でも、でも...

すごく引っかかりました。

桃の落書きした魚やクマ。

ものすごくかわいいし、それを描いていた時の桃のワクワクした気持ちを思うと、とても愛おしい。

きっと、
「この魚描いてみよっとほっこりピンクハート
と思って、描いてみたんだなと思うと、子どもらしくて素敵な発想だと思う。

算数と国語を勉強しに行っているから、先生の仰ることは何も間違ってないし、むしろ正論。


ただ...
落書きって悪い物なのかな?
落書きだって、立派な意思表示だし、集中して絵を描くとだって素晴らしいことだと思う。

目的を持って習い事に行き、技能を習得しに行ってるから、国語の時間に絵を描くことが目的ではないのも百も承知だけど、

良いアイデアだって、捻り出そうと考えている時よりも、走ってる時や、電車の中でぼーっとしてる時とか、全然違う時に出てきたりもする。


だから、子どもの学習においても、

「この教科はこれだけについて勉強する!」

という狭い範囲で学習するのではなくって、

もっともっとその子が

「その瞬間に何に一番興味を持ち熱を注いか」

を少しだけ尊重してあげても良いんじゃないかな...と考えたりもします。

落書きひとつで、ここまでしつこく考えてて、
モンスターペアレンツ予備軍になりそうっ滝汗
と若干自分に引きながらも、やっぱりどうしても気になっちゃう。


だって、落書きとっても可愛かったんだもん。
逆に私はその絵を褒めてあげたかったショボーン

(あっ、一応弁解のために笑...先生には何も申しておりません。
全て頭の中です。)


国語算数などの勉強ももちろん大事だけど、
自分が好きなことを情熱を持ってやってみたいと思う気持ちの火種って、もっともっと大切にしてあげたい。

だって、AI時代(シンギュラリティ)が来た時に、その子の強みは、その「興味を持った何か」をどう活かしたかで人生大きく変わると思っています。

機械に落書きは出来ないから。。。
これって正に人間にしかできない。
そうなると、機械に勝るための最大の強みになり得ない?
それを否定しちゃって将来の日本は大丈夫なのかな?
機械にできないことをできる人間が減っちゃうよ。




かなり穿った意見で、賛否両論だと思いますが、とにかくモヤモヤしてたので、記させていただきました。