走る話ばっかり続いてスミマセン。みちくさウルトラの「余波」がまだ自分の中で続いているもので
63kmを完走してゴールした瞬間、「弾けるような悦びや大きな達成感よりも、ホッとする安堵感のほうが大きかった」と書きました。自分でもちょっと意外だったので、その理由を考えていたら、分かったような気がしたんです。
最近ではハーフでもフルでもウルトラでも、レースに出る時は「制限時間内完走」が私の目標であり、理想になっています。タイムとか関係ない。
シリアスに走ってらっしゃる「速い」ランナーの皆さんは、少しでもタイムを縮めるのが目的でしょうし、大会では常に「自己ベストが理想」なんだろうと思います。でも私はそこが、違うんだなぁ。
数年前までは私も、タイムを縮める悦びって、ありました。今でも結果的に良いタイムが出れば嬉しいけれど、それは結果であって、目指す目的ではないんです。
シリアスなランナーの皆さんは「完走する」なんて当たり前のことで、1秒でも良いタイムを出すために命を削る思いで走ってらっしゃるんだろうなと思いますが、私は完走できれば万歳!みたいな感覚。
特にコロナ明け以降の大会では、私は本当に制限時間ギリギリの結果が続いています。試しに計算してみたんですけど、制限時間いっぱいを100%として、私はどれくらいの記録でゴールしているかと言うと…
2023横浜マラソン 91%
2024東京マラソン 88%
2024みちくさウルトラ 96%
ね? 本当に制限時間スレスレですよね。こんなふうなので、もう今の私にはタイムとかどうでも良くなってしまいました。まぁ、同じ大会に続けて出るような場合は「前回の記録を少しでも上回れたらいいな」ぐらいの気持ちはありますけれども。
同じことを繰り返し書いちゃいますが、最近はハーフでもフルでも、今回のウルトラでも、大会に出て完走するたびに「ああ、まだ俺には、このぐらいなら出来るな」という「首の皮一枚つながったような感覚」なんです。
だから、はじけるような悦びよりも、ホッとした安堵感が先に来るのかなと。グダグダ回りくどく書いちゃいましたが、そんなふうに思いました。
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こないだの月曜~火曜にかけて、みちくさウルトラマラソン完走の「ご褒美旅行」に行って来ました。私にしては短い1泊2日です。写真の整理がまだこれからで大変なんですけど、レポート、お楽しみに!