3試合連続で | マサミのブログ Road to 42.195km

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今日(9/13・日曜日)の朝日新聞の朝刊、「天声人語」をご覧になりましたでしょうか?

 

 

いやぁ、まさか天声人語で吉行淳之介さんの名前をみかけるとは意外でした。私がこのところ、吉行さん吉行さんとこのブログで書いてるからかなぁ?(そんなわけないっつーのウシシ) でも、ここに出てくるエッセイ、私は読んだことがないんです。天声人語を書いてる人、相当な吉行淳之介ファンなのかもしれない。そう思うと、なんかおかしいというか、嬉しいというか。ふふふ。

それにしても、ここに書いてあるように、ノーベル賞作家の川端康成さんの「眼力」の強さは、いろんな人が書いてるような気がします。宮城まり子さんも、『淳之介さんのこと』というエッセイの中で触れているので、ご紹介しますね。高見順という作家が野間文芸賞という賞をもらって、その授賞式に吉行さんと参列したときの思い出です。

 

真横にいらっしゃるのは川端先生。さっき式場に入る時、エレベーターの中に、たった二人で乗ってしまった。まばたきもせず、私をみていらっしゃった。大きな鷲のような目で、先生が、まばたきなさらないので、私も、まばたきせずに、先生の目を見ていた。自分が視線を落としたら、とても、恥ずかしいと思ったのは、なぜだかわからない。だから、私は、ありったけの力でまばたきせずに先生の目を見ていたのだけど、そのエレベーターの長かったこと。本当のにらめっこだった。

 

ふーむ。川端康成の、あの「鷲のような」鋭い目と目線を合わせたままずーっとエレベーターに乗っているのは、なかなかしんどそうですねー。吉行さんも、川端さんが相手をじっと見つめる視線の強烈さについてどこかに書いていたような気がしますが、ちょっと見つかりませんでした。吉行さんが川端康成について書いたエッセイ、探してみよう。

 

 

 

 

―――

 

 

 

日曜日は早番で仕事だったので、この天声人語が載っている朝刊を読んでから出勤しました。仕事が終わってから、新横浜へ向かいました。行き先は、ここ↓です。

 

 

 

はい。セレッソ大阪戦が開催される日産スタジアムです。でもチケットは持ってないから観戦は出来ません。コロナのせいで5000人の入場者制限があって、私なんか足元にも及ばない情熱的なマリサポ(マリノスのサポーター)の皆さんがあっという間に買ってしまうので(^^) では、チケットもないのになんでここまで来たかといいますと・・・

 

 

 

これこれ。試合がある日は、スタジアムの前の広場にキッチンカーがたくさん出店するんですけど、その中に「台湾まぜそば」のお店が出ると知ったので、ぜひ食べたくなって、これを食べるためだけに来てしまいました。わたくし、こういうエスニック系のものが大好きなんですが、このところしばらく食べていなかったもので。フジロックがあれば、フジにはエスニック系の料理の屋台がたくさん出ますから、あれこれたっぷり食べられるんですけどね。「そば」という名前ですがご覧のようにスープはなくて、底のほうにタレが少し入っているだけ。全体をぐっちょんぐっちょんにかき混ぜて食べます。ピリ辛で美味しい~。このためだけに行った甲斐がありました。800円です。

 

 

 

スタジアム前の広場はこんな感じ。椅子とテーブルも青白赤のトリコロールです。アウェイチームのサポも分け隔てなく、好きなものを買ってここで食べることが出来ます。(今はまだコロナで規制中で、アウェイサポは来れませんが)

 

試合は、マリノスが先制したのにひっくり返されて1-2の敗戦。これで3試合連続の逆転負けです。サポーターは「もう今季の優勝はないな」と思っているので、落ち着いたもの。まだルヴァン杯とACLで優勝するチャンスが残っていますが、どうでしょうねぇ。ていうか、セレッソになぜ勝てないのか不思議です。前回勝ったのは2011年の夏。それからずっと負けか引き分けしかない。苦手にするのもいい加減にしてほしいなぁ!