毎年恒例の4月漬物といえば、行者ニンニク漬物。
山菜や薬草を味わうには、山歩きが一番であるが、行者ニンニクは北海道や近畿以北しか生えていない。
某テレビでも、山野草を探す仲間たちが、行者ニンニクを食べている場面を放映していた。いろんなと食べ方があるんだと感心して観ていた。
時まさに自然志向まっさかり!
自分の足で探し求めたいが、物が物だけに、温暖な地方では生えていない。
一昨年までは生の醤油漬と湯掻いて醤油漬けの2種類作っていたが、昨年作ったものが一番喜ばれたので、今年もそれに倣うことにした。
醤油、みりん、日本酒を1対1対1で混ぜ合わせ、猫足昆布だしを適量いれる。
私の分として生の醤油漬けも500gほど作った。
何でも生が一番美味しい。
昨年はほとんど知り合いに分けてしまったので、今年は私の分も含め5kg注文した。
昨日届いたので、寒い北風が吹く中庭先での洗浄は堪える。
洗浄から湯掻き、瓶詰め、調味料添加、殺菌等で6時間を費やす。
一時も休まず、6時間し続けたのは、自分がやらねば誰がやる?である。(連れ合いは匂いが強いものは、まるっきしだめ)
やっとの事で、大、中、小の瓶詰が30個程出来上がった。
一日程常温で味を馴染ませ冷凍保存をした。
100%醤油漬けと異なり、つゆの素に近い味付けでは半年ぐらいしか持たない。
長期保存するにはやはり!冷凍しかない。