5月27日。枇杷の色づきを調べに行った。
そろそろ、枇杷も熟してきたようだが?と独り言を言いながら、袋を破いて中の枇杷を観察してみた。
少し色が薄いような感じだが、味は糖分が充分に乗っていて申し分ない。
収穫日を2日後と決めた。
5月29日。お袋の月命日。
5時に起きて庭の花を見に行った。が、ドクダミが綺麗に咲いているのが目立つだけで、ハイビスカスも蕾のまま。
仏さまにドクダミを飾るのには忍びない。
あたりを見回した。若緑の大きな葉の下に隠れるように山梔子が一輪見えた。
山梔子の花は香りも強く、線香の匂いに勝てる。
今日は枇杷も収穫する。
仏さんに珍しい備えものを備えられるぞ。
かなり甘い枇杷でしかも、粒ぞろいだ。
栽培方法も知らず!摘果も、消毒もせず、ただ袋掛けしただけだが、これをしたおかげで綺麗な枇杷になったのだろう。
先ずは良かった!良かった。
袋の根元には針金が入っている。それをしっかり枇杷の枝先に絡め、締めておけさえすれば蟻やその他の虫も入れない。
枇杷の色づきを見るために一房だけ袋掛けしなかった。
その枇杷には50数匹の蟻が枇杷根元に齧り突いていた。
青果市場に持って行くかい
35個入り一箱1000円で札が入りかも知れないぞ!
美味しい!茂木枇杷の大安売りだ。
小粒は50個入りで800円でどうだ!
持ってけ!ドロボーと言いたいが、2箱だけでは話にならぬ。