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カラダの声を聴くセラピスト森雅美です
傾向が強い息子くんは完璧主義で
棚の引き出しや扉が少し空いていたら
キッチリ閉めたいし、
カルタやトランプを片付ける時も
あいうえお順に並べたり向きを揃えたりします。
おもちゃの入っていた外箱も破れたら
テープで補修しながら大切に保管。
よく言えば
細かいところにも気がついて真面目
悪く言えば
神経質で融通がきかない頑固もの
私も夫も同じような傾向があるので
共感できる部分もあるし
遺伝的にも納得なのですが
育てるとなると別の話!!
クラフト系のおもちゃは
簡単な手順のものでも
8割方「手伝って」と言われます。
きれいに仕上げたいから。
もちろん面倒なので断る→泣く
塗り絵は見本があれば
それと同じ色で塗りたいし、
線からはみ出したくない。
でもはみ出しちゃう
餃子やハンバーグ、サンドイッチは
食べてる間に形か崩れてくると嫌なようで
食べながらよく怒ってます。
結局は食欲が勝つので食べる
頭で思い描いているように
線を引けないことも許せないので、
丸を描いたり文字を書くことも
「できない〜!ぼく下手だからママ書いて!」
とすぐ嫌になります。
書かないので上達しない→下手だから書かないのループ
結果を出せないと意味がない。
失敗したくない。
できない自分(完璧でない自分)
を感じるくらいなら、
それ自体を始めからしないっていう思考…
これは私自身も過去繰り返してたやつ😅
1年くらい前までは、
少し玩具のパーツが欠けただけで
遊べなくなって
「もういらない!捨てる!」
と大騒ぎしていました。
せっかく買ってあげたのに〜
こんなくらい、まだ使えるやん!
もったいない!
と怒ったことも
でも、よくよく考えると
本人がそれで遊びたくないのに
これで遊びなさい!って強制するのも
大事に使われへんかったら、
もうオモチャ買えへんで!って脅迫するのも
そもそも何のためにおもちゃを買ったのか?
遊ぶって何なのか?
って考えると変な話で
それは私自身の
・期待を裏切られた
・物は大切にすべき
・ある程度の妥協は社会で必要
などなど諸々の信念や痛み
でしかありませんでした
ちなみに最近は、
少し故障したおもちゃでも
「こうすればまだ使えるよね」
と工夫しながら遊んだり
以前は水塗り絵とかアプリとか
『はみ出す危険がない』
塗り絵しかしなかったけど、
色鉛筆で塗ることも増えました💓
徹底的に拘って
苛立ち・喪失感・挫折感など
感じる体験をして
徐々に本人の中で妥協ポイントを
見つけていっているようです
完璧主義な面を除いても
運動神経は今ひとつな息子くんなので
字を書くことも
自転車に乗ることも
繋がってないお箸を使うことも
まだまだ時間がかかりそうですが
彼のペースでゆっくり成長しています