このブログは毎月更新です。内容は「闘病記(私が脳梗塞を発症してからの私の手記と妻の手記を中心に掲載)」と「旅行記(私が病気になってから車いすで旅行したもの)」と「デイサービス少景(私が通っているデイサービスの面白い出来事やキャラクターを中心にデイサービスの日常を紹介したもの)」を交互に掲載。旅行記は障がい者(車いす利用者)と健常者との観光モデルコースともなっており、闘病記は発病からの経過を記録したものです。「旅行記」と「闘病記」と「デイサービス少景」の3部構成全体で障がい者や高齢者の理解が進めば幸いです。
●このブログ(闘病記)の中で夫婦の手記が混じっているため
私の手記-太文字
妻の手記-普通のサイズ
とし書体を替えて、一目でわかるようにした
●文中によく出てくる略語の意味は次のとおりである
SТ[speech therapy(terapist)]:言語療法(言語聴覚士)
PТ[physical therapy(therapist)]:理学療法(士)
ОТ[occupationn therapy(therapist)]:作業療法(士)
目次
第1章・・・・・発病してS病院に入院
第2章・・・・・Kリハビリセンターに転院
第3章・・・・・Мリハビリ病院に転院
第4章・・・・・K医療センター
第5章・・・・・再びセンターへ栄養剤が
第6章・・・・・自宅での療養生活
第7章・・・・・発症後、初めての旅行
第8章・・・・・ショートステイ
第6章・・・・・自宅での療養生活(2005年8月~2008年2月)
■ウッドデッキ完成
新しい家を設計するにあたって、本人は最初からウッドデッキが欲しいと言っていた。そこから庭を眺めたり、さわやかな空気を吸ったり、暖かい日を浴びたりという構想である。しかし、設計を詰め、予算を詰めていく中で予定より経費がオーバーしてしまい、外構部分とウッドデッキを削らざるを得なかった。
しかし本人の強い思いがあるので、皆さんからいただいたお見舞いを使わせていただいて、ウッドデッキを作ることにした。
友人に大工さんを紹介してもらい、9月3日、職人さん4人がかりで一気に工事をし、1日で仕上げてくれた。希望通りの素敵なウッドデッキで、家全体ともマッチしていた。
その完成のお祝いもこめて、近くに住んでいる友人2家族が集まった。食べ物を持ち寄っていただき、みんなで飲んでしゃべってと楽しい時間を過ごせた。リビングからそのままウッドデッキにつながるので、ここでバーベキューもできる。次はお月見会だねと盛り上がった。いつもお世話になっている友人たちとこんな時間が持てるのは、本当に退院したからだよね。これこそが私たちが望んでいた生活だなあ、といい気分になった。