小さい時から 歌が好き。
童謡 唱歌もたくさん歌ってた。
子供の頃は
何気なく歌ったり聴いたりして
いた童謡も成長するに従って
感じ方が違ってくる。
有名な シャボン玉 は
幼くして亡くなった子供を
シャボン玉に例えた詩らしい。
(諸説あり)
その背景を知ると
消え行くシャボン玉が哀れで
切ない歌に聴こえて来る。
通りゃんせ は
遊びで歌ってたけど、、
行きは良い良い 帰りは怖い、、
って
何となく 不気味
たくさんある童謡 唱歌の中で
大人になって 改めて聴いて
この歌詞、いいなぁ。
って、思った歌がある。
ちょっと
季節はずれの歌ですが、、
どこかで春が
作詞 百田宗治
どこかで春が生まれてる。
どこかで水が流れ出す。
どこかでひばりが鳴いている。
どこかで芽の出る音がする。
山の三月東風風吹いて
どこかで春が生まれてる。
う~ん。この歌詞
すごく 私の琴線に触れる。
どこかで芽の出る音がする。
ポン
て、音が聴こえてくるんです。
( 芽なのに、ポン て可笑しいかも
知れないけど、、)
まさに、春が生まれる音。
春が来たんじゃなくて、
新しく 生まれる。って、、
この作者の感性がすごく好き。
(けっして、童謡 春が来た を
否定してる訳じゃありません。)
厳しい冬が終わり
モノクロの世界が色づき始め
動き出す音。
やっぱり、この歌
童謡唱歌の中で一番好き。