アメリカの物価高騰と

円安ドル高で

日本からアメリカに旅行される方は

出費が嵩むと思います

 

簡単に節約できる方法を

何回かに分けて

シェアできたらと思います

 

今回はチップについて

 

photo credit: ongchinonn@pixabay.com

 

外食を避ければ

いちばん節約できるかもしれませんが

せっかくの旅行で

全く外食をしないのも

 

まずチップの基本から

  1. ウェイターやウェイトレスがテーブルに来てくれるようなレストランでは、必ずチップを払います。
  2. ファストフードやテイクアウトでは基本的にはチップを払いませんが、最近(コロナ以降)テイクアウトでも期待されることが多くなりました。
  3. コロナ以前は、ウェイターにあげるチップは、可もない不可もないサービスに対して15%程度、いいサービスに対して20%程度が相場でした。
  4. コロナ以降は普通のサービスに20%程度、いいサービスに対しては25%ほども期待しているレストランも増えました。
20%は結構大きいですよね
 
節約術:チップ
  • 合計金額 (total) でチップの額を決めるのではなく、税金がかかる前の小計 (subtotal)を使う
アラスカやオレンゴンのような少数の州を除けば
ほとんどの州に消費税があって
低くても5〜6%
多くの州で10%程度です
 
例えば
2人で食事をして
小計が100ドルだった場合
  • 小計に20%だと120ドル
  • 税金10%を含む合計に20%だと132ドル
小計を使うだけで
12ドル(今の為替レートで1,870円)も節約できます
 
言い換えると
合計を使ってしまうと
20%払ったつもりが
実際は32%のチップを払った計算になります
税金にまでチップを払う必要はないのです
 
最後に
  • 最近は端末などで支払う場合、チップを%で選ぶシステムが増えました。その%は合計額を基にしたものです。
  • 払い過ぎを避ける簡単な方法があります。"Other amount" を選んで、自分で金額を入れる。難しい計算は不要です。消費税が10%ぐらいなら、消費税額の2倍を払えば小計の20%程度をチップにあげる計算になります。
  • テイクアウトの場合、全くチップを払わなければ罪悪感を感じるのであれば、$2〜$3あげるのも悪くないと思います。
備考
旅行先の消費税率を知りたい方は
このリンクをご覧ください
 
州の課す税率の上に
市などが消費税を課すことが多いですから
同じ州内でも
税率が違います
 
例えば
私に住むワシントン州は
州が6.5%の消費税を課して
3.9%追加課税する市もあるので
州内でも6.5%の市から
10.4% (6.5%+3.9%)の市までばらつきがあります