日本人の私たちからすれば
アメリカが国で
州は県のようなもの
と考えがちです
しかし
州と県はかなり違う単位です
お断り: 私は専門家ではありません
辞書で「州」 'state' の定義を調べてみると
a country considered as an organized political community controlled by one government [Oxford Learner's Dictionary]
一つの政府にコントロールされた纏まった政治コミュニティーとみなされる国 [ぎこちない私の直訳です]
となっています
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蘊蓄はこのくらいにしておいて
今回のトピックは
税金!
アメリカでは
州によって
税金の法律がかなり違います
消費税 (sales tax)
消費税のある州とない州があります
- 私の住むワシントン州を含むほとんどの州に消費税はあるますが
- お隣のオレゴン州などの少数の州にはありません
所得税 (income taxes)
所得税を課す州と課さない州があります
- 私の住むワシントン州を含む少数の州は所得税 (state income tax) を課しません。連邦政府の所得税 (federal income tax)はあります。
- 殆どの州では州と連邦政府の両方に所得税を課されます。
それならワシントン州に住んで
オレゴン州で買い物したら最高じゃん!
なんて思う方もいると思います
実際オレゴンとの州境に住む
ワシントン州の住民は
オレゴンに買い物に行くようです
ちなみにポートランドは州境を越えて結構すぐです
車などは「どこで買うか」ではなく
「どこで登録するか」で税率が決まるので
『インチキ』はできません
ということで
税金一つとっても
州は国のようなもの
アメリカの連邦政府は
ヨーロッパのEUに似ていると思います
パスポートこそ同じですが
それぞれの州・国に法律があって
独立した存在