鳥羽一郎さんの演歌で兄弟船ってありますが、その歌詞で「型は古いがしけには強い~」っていうのを思い出す現象が。
先日、私は滅多に行かない古着屋さんに連れて行かされました。
私にとっては新鮮な空間でもあり、タイムスリップした感じもあり面白かったですね。
その、感覚に見舞われたのは、ジョルジオ・アルマーニのスーツを発見したからです。
いかにも1980年代というデザイン性。
私がまだガキンチョだったころに大人が格好良く見えたスーツ、それが当時のジョルジオ・アルマーニ。
なんとも懐かしくて、ジロジロと観察してしまいました。
(これは拾い画像です)
しかし、この画像と同じく、現在では無い低いゴージライン(上衿と下衿の境目)は本当に古くささを感じます。
ラペルの太さも大きい、大きめの肩パット、アルマーニなのに安いプラスティックボタン。
生地は、ウールなのかどうかわからないレーヨン系のようなテロテロとした生地。
なんとも懐かしい!
古くさいんですが、仕立てのレベルを見ているとなんともしっかりしてる。
表生地と裏地との縫製を見てもちゃんとなってるので古着なのに糸が切れていないし、遊び部分もちゃんとある。
ボタンはダサいけど、ボタンの留め方もちゃんとしてまだまだ大丈夫そうでした。
ジョルジオ・アルマーニの他にラルフ・ローレンやサンローランのジャケットもありましたが、同じ様に古いけどしっかりしていましたね。
もっと懐かしかったのが「これは私のネクタイか?」と思うほどに全くそっくりなVERSACE(ベルサーチ)のネクタイがありましたし、面白かったですね。
私自身がファッションに目覚めた30年以上前のころを本当に思い出しました。
ただ、さすがに古いスーツやジャケットは着れませんけどね。