衣替えという概念は気候変化で失いつつあるのか?そもそも気候対応ワードローブにしておくべき? | オーダースーツ屋 「スーツ・スタイリスト」春貴政享のブログ(できる男のスーツスタイル)東京 南青山・福井

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そもそも衣替えって大人になったら何気なく衣類を入れ替えていますが、そのタイミングは学生服の頃とは時期的なタイミングはずれていますよね。

 

Wikipediaで衣替えを調べると

衣替え(ころもがえ)とは、季節の推移に応じて衣服を替えること。また、そのために衣服の収納場所を変更することも指す。衣更え・更衣とも表記する。

とあります。

 

そしてもっと面白いのは↓

明治政府は洋服を役人・軍人・警察官の制服に定め、夏服と冬服の衣替えの時期も制定した。
1873年(明治6年)1月1日より新暦(太陽暦)が採用され、太陽暦6月1日 - 9月30日が夏服、10月1日 - 翌年5月31日が冬服と定められた。やがて、これが学生服に、次第に一般の人にも定着し、官公庁・企業・学校が毎年6月1日と10月1日に衣替えを行うようになった。

 

とあります。

たぶん、学校などでは明治時代の制定を今でも行ってるのでは??

私の時代は今から30年以上前ですが、そのままでしたし、数年前の自分の子供が学校に通ってるときも同じだったような気がします。

 

ビジネス上ではクールビズなどと定義して5月から服装の軽装をしてるくらいですから、これはタイミング見て変化させれば良いのではないかと。

 

毎日ニュースで「熱中症に気をつけましょう」とか「急な寒気に気をつけましょう」と言ってるけど、そもそも制服系の方々は調整がしにくいでしょう。

地球温暖化で気候の変化も昔と違う中で、衣替えという概念の変化が必要なのでは?

 

 

確かに、1年中洋服を出しっぱなしというのもいやですが、気候変化に対応出来るような対策も必要だと思います。

 

制服系であれば「夏服」「冬服」で2種類に分けるのでは無く、「春服」「夏服」「秋服」「冬服」と4種類は必要でしょう。

生地感、仕様などを変化させれば、バランス良く1年中着こなしが出来ると思います。

 

一般的なスーツなどであれば、私が何度も伝えてる通り、生地の種類は気候・気温に合わせて何種類ものカテゴリーに別けられますのでそれで対応が出来ます。

 

なので、ある程度の衣替えをしたとしても気候対応としてワードローブにはいろいろな種類の衣服を入れておくのが今に時代ではベストだと思います。

 

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