今年もクールビズが始まったとニュースが流れていました。
早いところでは5月からクールビズファッションがOKらしい。
もう、聞き慣れたクールビズ(冬場はウォームビズ)という環境省主導で2005年にスタートしました。
当初、私は仕事柄の意見で、ネクタイをしないのは失礼に当たるとか、スーツは礼儀礼節の服装だから仕事では常識・・・などと言っていましたが、私自身がスーツやジャケットを滅多に着ないようになってしまいました。
クラシックなイメージを押し通すよりも、その時期の着心地、快適を優先してしまったということで完全にクールビズ(ウォームビズ)ファッションが定着してしまいました。
やっぱり夏の暑さには負けます・・・
しかし、夏でも快適に過ごせるスーツ素材やジャケット素材はもちろんのこと、最近では夏用の仕立てとしてマナー的にも失礼が無いようなファッションを構築することが出来ます。
そのような季節の工夫は私たちのようなオーダースーツ業者は得意分野です。
また、夏仕様のファッションはおいおい紹介させて頂きます。
さて、改めてクールビズを調べていたら、Wikipediaに面白いのが掲載されていました。
こんな基準があったんですね。
コレを参考に大企業などが独自のクールビズファッションを定義するのかも知れません。
しかし、スーパークールビズにもなるとほどんど普段着ですよね。
まぁ、仕事をすることを考えて、服装を意識すると思いますので、ほぼ普段着っぽくても、さすがに大きなプリントがあるようなTシャツやポロシャツなどは着ないでしょうし、ド派手なアロハなども着ないと思いますが、その辺の定義までをどのようにするのかは個人の判断でしょうね。
こうなると、スーツの時のように仕事と服装のバランスを教育する必要がありますよね。
スーツは服そのものが礼儀のあるような仕様になっていますが、それ以外の服には無い。
その場合に、仕事の関係性と人間的な関係性的な面からスーツ以外の服装を着たとしても失礼にならないのか、そしてセンス良くいれるのかを理解する必要があります。
これは、ファッション教育のレベルになってくるのですが、何故かセンスが悪い人、何故がオシャレに見えない人と同じで、どこかそのファッションの空気感が違うんですよね。
これは、1度や2度のファッション講義で教えても無理な話で、日々の訓練も必要になります。
ファッション教育は本当に必要と思います。
クールビズというタイミングで考えて行きたいですよね。