蒸し暑いこのような時期はジャケットを羽織ってる時間よりも脱いでいる時間が多いはずです。
ビジネスで会社でも商談でもシャツだけでいる機会も多いと思います。
クールビズが登場してからシャツだけでも過ごしていてもカッコいいデザインが増えたり、オーダーシャツでもオシャレなデザインをオーダーする方が増えてきました。
それだけシャツのシャツですが、以外と知らないディテールがあります。
「前立て」
これって何かご存じでしょうか?
既製品のシャツを取り扱ってるスタッフでも知らないことがあるのですが、オーダーシャツを取り扱う方であれば、注文の際に選択出来るディテールなので知らないことは無いでしょう。
さて、「前立て」とは?
A. 前立てとはシャツの前ボタン部分に付けられる帯状のパーツのこと。
もとは補強のためのもので、英国や米国のクラシックなドレスシャツは前立て付きが主流。
対してイタリアやフランスでは前立てを付けず生地を折り返してすっきりさせたものが伝統的に多い。
ドレスシャツか、カジュアルシャツかで前立ての意味づけは異なるが、ドレスの場合前立て付き(表前立て)だと堅実で折り目正しい印象、前立てなし(裏前立て)だと開放的でエレガントな印象となる。
文章だけでは分からないと思います。
こちらが「表前立て」
表に帯が出ています。
多くのワイシャツはこのような表前立てになってると思います。
ですがどちらといえばスポーティで昔のポロ・ラルフ・ローレンで見たボタンダウンシャツが印象的です。
カジュアルシャツはこの仕様です。
こちらは「裏前立て」
表に帯がないのでさっぱりしています。
どちらと言えばクラシックなイメージですが、どちらでもマナー的には問題ありません。
このように何気なく着ているシャツですが、大きく違う前立てです。
今、あなたの着てるシャツはどちらでしょう?
とちらかと言えば、裏前立てのシャツの方が既製品ではあまり見かけないような気がしますのでほとんどの方のシャツが表前立てだと思いますがいかがでしょうか?