Amazon Prime Videoに「摩天楼はバラ色に」が出ていたので懐かしい気持ちで久々に観ました。
マイケル・J・フォックスが好きなので、この映画も好きだっただけに古い映画ですけど面白かったですね。
何気なく観るとサクセスストーリーでも、ラブロマンスでもある映画ですけど、映画の紹介サイトではサクセスストーリーとして良く紹介されています。
なぜなら、マイケル・J・フォックス(ブラントリー)が田舎から都会にやってきて勝ち上がっていく物語だからです。
でもそのサクセスストーリーとしてのポイントは「人間関係」がベースになってるのだと感じましたね。
まぁ、映画の中では、社長夫人に気に入られるという男女の人間関係もありますが、それも技量の一つとして考えれば凄いこと。
1986年のアメリカでも、今に時代でも同じで成功するためには人間関係とちょっとした勇気が大切なのだと思える映画です。
さて、この当時のアメリカのファッションを見ると面白いことがわかります。
企業のホワイトカラー、すなわちスーツ族というのが色濃く表現されています。
管理職は健康じゃ無いといけないとか、太ってたらいけないとかという健康志向が出ていましたね。
さて、マイケル・J・フォックスが来ていたスーツはどこのスーツか分かりませんが日本でも流行ったソフトスーツ。
シングルスーツであれば、大きめのラペルに低いゴージライン、パンツのタックは2タック。
最初に出てきたスーツスタイルは、ダブルの4つ釦×1つ掛けでありながらピークドラペルでは無く、ノッチラペル。
これはアルマーニなのかと思うくらいのスーツですが、当時はこんなスーツをアルマーニ以外のブランドでも多く出していましたね。
そして、アメリカらしいラフな感覚のスーツスタイルがこのあたりから出てきたと言っても良いと思うくらいですがマイケル・J・フォックスのきこなしで最後に登場するのが、タキシードなのに靴はスニーカーなんですよね。
当時のニューヨーカーは、スニーカーで通勤して会社で靴に履き替える人も多かったと聞きます。
マンガ課長島耕作の中でも表現されています。
なのでスーツにスニーカーというファッションもこのあたりから芽生えたと言ってもおかしくないかも知れませんね。
なんとも合理的なアメリカらしい。
今ではIT企業が主流でもありますからスーツと言うよりも、ジャケット、もっと言えばカジュアルでもOKという感覚が根付いていますね。
日本人のファッションはアメリカ人に影響されてることが良く解ります。
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