15年前にまぐまぐのメールマガジンに紹介された私の記事がファッションの真意を語ってる | オーダースーツ屋 「スーツ・スタイリスト」春貴政享のブログ(できる男のスーツスタイル)東京 南青山・福井

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15年ほど前、このアメブロをする前は、まぐまぐでメールマガジンを発行していました。

確か月2回発行していたと思うのですが、当時はまぁまぁの読者もいましたし、まぐまぐ運営者側からメルマガを紹介させてくださいという依頼もきたことがありました。

 

2006年7月に発行した当時のメルマガです。

 

 

【ファッションは主観の世界】
営業系の書籍などを読むと必ず「服装は大切です」と書いてあります。

書いてなくても営業では大切なことは理解できます。

書籍によっては、具体的にスーツやネクタイの色やデザイン、髪型やメガネまでどのようにしたらよいかアドバイスしてあります。

それはそれでOKと思います。

しかし、ファッションの感覚や清潔感などは、その人の主観の世界です。

スーツやシャツの袖口が多少汚れていても全然OKという人もいれば、虫眼鏡で見なければわからないような小さなシミがついているだけでもイヤという人もいます。

すべての人に合わせるのは難しいことです。

自分自身が「これで大丈夫」と思っていても、自分のお客様の価値基準に合致しているかということを今一度検証する必要もあります。

例えばですが、会社全体の営業マンがヨレヨレのスーツを着ていて、パンツはシワだらけだったとします。

最初の頃は、そのファッションセンスの無い会社全体に不快感を覚えると思います。

自分だけは…と思いながら注意をしていても、いつか人間は、その環境に慣れてしまいます。

長い時間が経てば、自分のスーツもヨレヨレ、パンツはシワシワになって

いても気がつかなくなるものです。

しかし、自分自身は「他の営業マンよりはマシ」などと思っているんです。

しかし、お客様や他人が見れば、結局50歩100歩なんです。たいして差が無いんです!

 

【定期的にチェックを】
知らず知らずに起こりうる現象ですから本人には自覚症状がありません

しかし、大切な新規の商談などが、これによりスムーズに進まなかったり、

イメージダウンしたりでは損です。

このようなことを防ぐには定期的に専門家からアドバイスをもらいましょう。専門家といっても、贔屓にしているショップの店員さんでもいいですし、ファッションに詳しい女性(奥様や彼女)でもよいと思います。

私自身も、知人のショップに足を運んで話をしたり、女性に聞いたりしています。

商売上気になるので意識しています。

人間には、自然とその環境に順応しようとする能力があるのだと思います。

良い方向ならばOKですが、悪い方向では問題ありです。

現在のビジネス環境に慣れているあなたは、良い方向か悪い方向かチェックしてみましょう。

きっと面白い結果になるはずです。

 

っと、こんな文章を発行していました。

今となれば、ビジネスファッションの価値観も変化してきましたからここまでガチガチでなくても良いかもしれませんが、ファッションとしての感覚は今でも変わりないと思います。

 

時代が変わり、ファッションの感覚が変わることもありますが、変わらないこともありますので、自分自身の感覚を大切にしなければいけませんね。

 

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