ここ最近、スーツのパンツが「ベルトレス」になっているのを多く見かけます。
「ベルトレス」そのままですがベルトをしなくても良いタイプのパンツでベルトループが無いのが特徴です。
こちらはブルックス・ブラザーズのスーツですが、このようにパンツ脇(ピスポケット上)に左右アジャスターがあり、ウエストサイズを調整しながら履けるのでベルトが要らないというタイプです。
古くさいクラシックなスーツに多かった仕様ですが最近のトレンドとして登場していますし、ウエストの大きなオジサンがサイズ調整のために使う単なるアジャスターとも違います。
ベルトをしないと言うことで何が良いかというと、ベルトの「色」が無くなるのでコーディネイトしやすいということです。
先日どこかで書きましたが、ベルトの色と靴の色は合わせた方が良いのは当然です。
ですが、ベルトをしないので、靴の色がオシャレでその靴の色に合わせたベルトが無くても全体的なスタイルが綺麗にまとまります。
逆に考えればオシャレで変わった色合いの靴を履きたいときにはベルトレスのパンツを合わせた方が良いと言うことです。
また、スーツスタイルでもジャケット+パンツスタイルでもベルトの一色が無くなることでスッキリするのでネクタイなどを合わせるときもスムーズになります。
このベルトレス仕様のパンツは既製品ではなかなか見つけるのが困難かも知れませんが、オーダースーツであれば出来るので、何着かあるスーツの1つや2つはベルトレスタイプにしても面白いかも知れませんね。
本当にベルトが無くなるだけでコーディネイトが簡単になりますのでお試し下さい。