4タックのダブダブパンツなのに綺麗に見えるのはなぜ? | オーダースーツ屋 「スーツ・スタイリスト」春貴政享のブログ(できる男のスーツスタイル)東京 南青山・福井

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ノータックで脚にぴったりとしたラインで履きこなすパンツから、かなりゆとりのあるパンツラインでしかも4タックという、懐かしい仕様になっているパンツがこれから流行る。

先日も紹介したエルメネジルド・ゼニア2016秋冬コレクションでもそのようなパンツが出てきた。

更に言えば、数ヶ月前から、メンズノンノで若いモデルが太いパンツを履いている。

Ermenegildo Zegna

4タックも入っていて、かなりゆったりなのに綺麗に見えますよね。

細身パンツが流行ったときには脚が細く長く見えるという意味で様々な紹介をされていましたが、このパンツも別に脚が短く見えるものではありません。
股上も深めですし、脚が長く見えるのは私だけでしょうか。

そもそも、タックがあってゆとりがあっても、綺麗な生地でプレスラインが付いて、股上がほどほど深い感じであれば、脚は長く見えるし、きれいなものです。

型紙の問題もありますが、バランス良く取れば綺麗になります。

学生服のボンタンみたいな感じにはならないので心配しないで下さい。

しかし、このラインのパンツが一般的な市場に流れてきて、街で普通に履かれるようになるのは2年後くらいかも知れないですね。

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