私たちには当たり前になっていて普通のことでも、意外に
知らない人が多くいるのだと気がついた。
特に男性のビジネススーツに関するマナーや礼儀を学ぶ
機会がない。教科書もない。しかも、会社の上司ですら
知らなかったりするので、何か言われることもない。
しかし、特に国際的な場や、常識人の集まりであれば知ら
ないことが大恥となる。
改めてということでスーツのボタンの掛け方を学んでおき
ましょう。
基本的に、立った状態で名刺交換するとき、会議で話すとき
などはスーツのボタンは掛けておきましょう。
しかし、座ったときはボタンを外します。立っては掛け、座って
は外しと面倒かもしれませんが、自然にできればビジネス
マンとしてOKです。
また、スーツには、2つボタン・3つボタンがあります。
どちらも一番下のボタンは外しておくことが通常です。
ベストの場合も同じで一番下のボタンだけ外しましょう。
しかし、3つボタンスーツは2種類のタイプがあるので注意が
必要です。
通常の3つボタンスーツであれば上から2つを掛けて一番下
だけ外します。(最近は、このタイプのスーツは少ないです)
もうひとつは「段返り3つボタンスーツ」という一番上の釦が
返っていて飾りになっています。ですから、真ん中の釦のみを
掛けるというものです。
このスーツの場合、気を付けて欲しいのがクリーニングに
出したときに、一番上が段返りの芯地になっているのにも
関わらず、無理やり通常の3つボタンのようにプレスして
しまうお店があります。
クリーニングに出すときにはちゃんと注意してください。
少し古くなって自分のスーツが通常の3つボタンなのか
それとも段返りなのか、見分ける方法があります。
これは、また後日・・・。