ウエストを細く見せる方法 | オーダースーツ屋 「スーツ・スタイリスト」春貴政享のブログ(できる男のスーツスタイル)東京 南青山・福井

オーダースーツ屋 「スーツ・スタイリスト」春貴政享のブログ(できる男のスーツスタイル)東京 南青山・福井

オーダースーツ屋
ZEGNA エルメネジルド・ゼニア生地の正規取扱代理店で出張可能なオーダースーツ専門店ドゥ・カンパニー
スーツスタイリスト春貴政享がスーツ、ジャケット、シューズなど大人の男のスーツスタイルを提案!
東京 南青山・福井

男性でも、ウエストが気になりポッコリお腹が出ている人も
多いのではないでしょうか?
(私ですが・・・)

スーツのオーダーを受注する際にお客様から「細く見える
ようにして。」と言われることがあります。
実際に細く作ってしまうのではなく、「細く見えるように」と
いうのがポイントなんですね。小さかったら着心地が悪い
ですから。

では、ウエストを細く見せるにはどうしたら良いのか?

見た目、ウエストが細いと感じるときは、逆三角形▼のように
なっていることですよね。バストとウエストの差が大きければ
大きいほどウエストは細く見えます。
この差を我々は「ドロップ差」といいます。
なので、ドロップ差が16~18以上であれば、かなりの逆三で
男性として綺麗な体型に見えやすいです。
反対にドロップ差が4~6などの一桁であれば、まずズンドウ
な体型で見た目にも綺麗とは言えません。

もちろん体型の問題なのでトレーニングして、この差を大きく
すれば良いのですが、なかなかそうも出来ないという方が
多い。(これも、また私ですが・・・)

そこで、スーツ(上着)で、このように見えるようにしてしまう
ことが簡単に見た目的にウエストが細いと思わせるように
なります。

ウエストは当然ギリギリまで細くします。問題はバストと肩幅
なんです。最近は、バスト周りもフィットした感覚のラインが
多いですが、やや大きめに作ります。
そうすれば、物自体としてバスト周りとウエストの差が大きく
なり、逆三角形になります。

そして、ここからが大切なんですが、着こなしで「胸を張る」
ことを意識してください。やや大きめでウエストを作る関係で
「ゆとり量」が大きくなっています。胸を張ることで、綺麗に
見えますのでお試しください。

これは、あくまでも私自身の実体験に基づいてなので、必ずしも
すべての方がそうなるとは言い切れませんが、ドロップ差が
8しかない私が、スーツを着ている時は多くの方々に、「細くて
羨ましい。」と言われるんです。
ジャケット脱いでウエストを見せると皆さん驚きます。

これはスーツスタイルだから出来ることであって、ジーンスでは
ちょっと難しいですね。
先日、ジーンズで座っていたら、「腹の肉がベルトに乗っかって
いるぞ!」と指摘されましたから。。。

スーツは本当に素晴らしい着こなしが出来るツールです(笑)