それぞれのスーツ・スタイルを左右するのが基となる「型紙」
アパレル企業や縫製工場によって型紙のパターンは様々で
スタイルの呼び名も様々です。
・イタリアン
・ブリディッシュ
・アメリカン
・クラシコ
・モード
・レギュラースリム
などなど。。。
これらは、それぞれの型紙のイメージを分かりやすく表現する
ためのもので、業界で規定があるわけではありません。
なので、縫製工場やテーラーなどで同じ呼び名でも、仕上がりの
数値は全く違います。
DoCompanyが契約している工場や職人で取り扱う「型紙」の数は
約50種類・・・もっとかな。。。
それぞれ、違います。
なので、どのような体型の方でも合わせて作ることは当然ですし
特別な型紙では、ブライダルタキシードやモーニングなどの特殊
スタイルが可能だったり、さらに特殊なマオカラー、スタンドカラー
スラントカラーなどという、今ではあまり見かけなくなったスーツを
作ることも出来るのは、それらの型紙が存在するからです。
なので私の販売は・・・
お客様のところに伺う
↓
スーツ利用の環境や好みを聞く
↓
生地・デザインを選択
↓
裏地・ボタンの選択
↓
体型を採寸
↓
DoCompanyに戻り
体型・デザインに合う型紙を選択
(約50種類)
↓
型紙による縫製工場の選択
(7工場)
↓
それぞれの工場に合わせた
加工伝票を手書き
(手書き入力が機械では出来ない
加工を実現する)
↓
生地を発注
↓
縫製工場に発注
(その後、職人と電話で指示)
↓
仮縫い
(希望の場合)
↓
2~3週間後に完成
↓
検品
↓
お客様へ納品
という流れになる。
この過程には、ものすごーく、アナログな作業がありますが
これがあるからこそ、オーダーでもありますし、世界でたった
一つのオーダースーツが完成します。
また、オプションでお客様一人一人の型紙を作ってしまい
差し上げることもあります。
鉛筆で書き込まれたアナログな型紙を見ると、よりスーツを
好きになりますよ。。。