ノートの5首(5-6)魂鎮めにか 昨日に続き、歌稿ノートより、5首をアップします。 登り路に幾度休んだ山道を一気にくだる墓参をおえて 墓石に三度唱えて盆参り南無阿弥陀仏 帰路へと就いた 盂蘭盆の中日の夕べ声低くなくは山鳩魂鎮めにか ここにない心の僕を見透かすか妻の返事のない夕餉あと デザートのコーヒーゼリー一杯にミルクをかけて掬う冷たい 写真ACより、「ナチュラル・イラスト」の1枚。
ノートの5首(5-5)なぜこんな事 昨日に続き、歌稿ノートより、5首をアップします。ようやく8月15日に詠んだ歌です。 そうだそう句集を読むと取り出すは岩波文庫「七番日記」 エアコンの風が寒くて止めておく盆の中日の曇る朝に エアコンを騙しだまして吹かせてるなぜこんな事しなきゃならない 敗戦日正午を知らせサイレンの長々と鳴る立ち止まらない 午後二時の最も暑い時を来て墓参へ急ぐ布マスクして 写真ACより、「ナチュラル・イラスト」の1枚。
ノートの5首(5-4)眠たくなった 昨日に続き、歌稿ノートより、5首をアップします。 一輪のダリアは画面いっぱいに インスタグラムのいいね!が多い 眠れなく多肉植物写真集しばし眺めて眠ろうとする 気がつけばまたユーミンを聴いている若い頃には馴染めなかった 夕五時に水を遣りゆく軒下の鉢もの幾つ水に渇いて すっきりと起きたけれどもエアコンを止めたとたんに眠たくなった 写真ACより、「ナチュラル・イラスト」の1枚。