ノートの5首(7-12)胃を労れと | 新サスケと短歌と詩

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短歌と詩を公開します。

 昨日に続き、歌稿ノートより、5首をアップします。

 

レンジには胃を労れというごとく鱈ちりのあり昼餉に食べる

 

バッテリーのチャージ速度が落ちた気のする三ヶ月経たわがスマホ

 

満天星の冬枝にかかる山茶花の花びらを撮ろう思って過ぎる

 

「寒い」とか言って布団に潜るうち過ぎゆきてしまう貴重な時間

 

春の雪降る午後にして濯ぎゆく水道水に「おおお冷たい」

 

写真ACより、「母の日」のイラスト1枚。