結社歌誌「覇王樹」8月号より(5)被批評(2) 結社歌誌「覇王樹」8月号の「紅玉集展望(六月号)」で、6月号の僕の2首をO・朝子さんが批評して下さったので、その(2)をアップします。 ・ぬるま湯に昼餉の皿を洗いゆく外は春めく如月尽を <批評> 一首を読み終えて初句の<ぬるま湯>が一首全体の雰囲気を作っていることに気づく。かすかに、人肌に感じられるくらいの春の気配。そんな春を日常の何気ない暮らしの中に見出す作者。こうありたいものだ。 写真ACより、「ヨガ・フィットネス」のイラスト1枚。