歌誌「覇王樹」5月号より(2)幸せなのか | 新サスケと短歌と詩

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短歌と詩を公開します。

 結社歌誌「覇王樹」2018年5月号の「紅玉集」に載った6首より、(2)3首をアップします。

 

歌詠まぬ幾日か過ぎて苦しまず

  それほど僕は幸せなのか

 

車庫前の凍て雪除ける難儀さに

  更に粉雪の降りかかりくる

 

歌を詠むならぬ雑念多きわれ

  雪除けあとの凸凹目立つ

 

写真ACより、「野球」のイラスト1枚。