歌誌「覇王樹」2月号・被批評2首 | 新サスケと短歌と詩

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 結社歌誌「覇王樹」2018年2月号にて、O・朝子さんが「紅玉集展望(十二月号)」で僕の2首を取り上げ、批評してくださった。

 8月末頃の2首です。


昼餉あと碗を洗いつつ機嫌好し今宵は妻と手花火をする


宵闇に手花火をする妻とわれ齢合わせて百三十一


(批評)どの歌も病から回復された奥様との穏やかで充実した日々の暮らしが詠まれています。

 一言も「幸せ」とか「楽しい」とか言った言葉はなく、日々の生活の一コマがさりげなく詠れているだけですが、その一コマ一コマに作者の深い思いと優しい視線が注がれ、心温まる愛の賛歌となっています。


写真ACより、「ウィンタースポーツ」のイラスト1枚。